恐ろしい事に、
レディオヘッドはブラジルのみならず
オタク業界からも南米のごとく灼熱の視線を注がれている。
「レディオヘッドブラジルに来てくれ(仮)」
につづき「こんなサイトを見つけてしまった。」
第二弾。
「トムとチーズケーキ」
内容はトムとほかのメンバーだったりが実はカップルなんじゃないかという
根も葉もないまったくの妄想の元、
世界各国のオタク女子が勝手に妄想したストーリーを投稿して
「You are fuckin great!(あんた畜生ってぐらいイカしてる!)」
と言われるサイト。
オタクってすげえ。
オタクってすげえよ。
だって世界中にいるんだよ。もうなんなんだよダーウィンとか説明してくれよ
『腐の起源』
とか。
『猿から始まった』とか。
本文:
先生、ちょっと質問してもいいですか。
本文:
いや、大した事じゃないってか下らないんですけど、
本文:
「××××××」って、美しくオタく言うには何ていうんですか?
返信:
メッセで話そう。
というわけでどこかの外国人オタク女子が投稿した作品
『もしもREMのマイケルスタイプとレディへのトムヨークが出来ていたら』
『マイケル×トム』
(だって本当にこういうタイトルなんだってば)
メンバーは飛行機から降りると足早に税関をパスした。なかでもトムはすっかり興奮した様子だった。空港に着くと、REMのマイケル、ピート、マイクミルズといったメンバーが出迎えてこちらに手を降っていた。その視線があった瞬間、トムの表情が反射的に明るくなった。以前ツアーで会って以来、彼らがふたたび合流したのはこれが初めてだった。
二度目の再会までに、たくさんの事があった。レディオヘッドは最早、パブロハニーの直後にメディアが喧伝したような一発屋ではない。そうなるまでにはかなり時間はかかったし、絶え間ないツアーも行わなければならなかったのも事実だ。しかし、果たしてベンズがアメリカで評価されると、彼らはロックの救世主としてその地位を得たのである。
その間、彼らはつねにREMとの関係を深めていた。ベンズがリリースされたばかりの頃、レディオヘッドとREMは交流を持つようになり、その二つのバンドの特殊な友情はその後も保たれていた。中でも、トムはマイケルとの間に個人的な友情をきずいていた。二人はたまに夜電話で話すようになり、トムは気づかれないようにそこで彼に対してつねに抱いている思いをほのめかしていた。いつも自分のために時間を割き、言おうとしている言葉に耳を傾け、その愛情を返してくれる彼に。トムは自分で、マイケルと親しい友情関係にあると考えていたが、それは彼の知っている他のどの友情ともちがっていた。もっと深刻で、深い意味を帯びているように感じられた。ただ親しい友達という形にも、多くの点で似てもいたが。
ごめん。
これ以上は18歳以上で読みたい方だけメールください。
無理。