ジム「大人になったら何になりたかったんですか?」
カート「清掃員。」


「清掃員の仕事を通じてニルヴァーナが誕生したんですか?」
「クレンザーパワーで。」

「じゃ清掃員の目からみたグランジとは?」
「クレンザー溶液の混ざったもの。トイレ用じゃないやつ。陶器に入れておくような高級品じゃなくて。
 清掃員をやってたとき、絶対こいつらと一緒に働きたいって頼んだような連中がいた。

 ロッキーとブルウィンクル。そいつら素手で便器を洗った後、手を洗わないでランチを食うんだ。

 あいつらは本当にグランジだった。」

「じゃカートコバーンの音楽的見地からみたグランジとは?」
「サニタリー商品の混ざったもの。漂白剤、クレンザー、バブルガム味のついた歯磨き粉、イソプロピルアル コール90%、ボディーローション、コンディショニングシャンプー。」

「あなたの好きな食べ物は?」
「水と米。」
「『ニルヴァーナ』と言うバンドをご存知ですか?」
「ああ、イギリス人だろ。ていうかブリティッシュ。60年代からのホットなグループで、最近その名前をつかうのに彼らに20万ドル支払ったところ。あとオレンジカントリーのニルヴァーナっていう、マイナーなキリスト教バンドにもまた10万払った。裁判も出なきゃいけなかった。
今はLAプレイするのに、自分達のことをニルヴァーナUKとか呼ばなきゃいけないという」

「デイブ・クロールとはどんなひとですか?」
「デイブはすごく健康的だよ。1日にタバコ2箱吸うけど」
「クリス・ノボセリックは?」
「クリスはスターにとって嫌な奴。ウィノナライダーやジョニーデップみたいなのとパーティーで会っても、
 全くへつらったりしない」

「じゃカート・コバーンは?」
「ファック。カートは愚痴が多すぎる。」

「輪廻転生を信じますか?」
「もし本当にくだらない人間だったら、ハエになって戻ってきてクソにたかるんだろうな。
 ハエか、Matt Lukinに(メルヴィンズのベース)なって。」
「あなたの自伝にタイトルをつけるとしたら?」
「『俺の考えてたことじゃない』 BYカート・コバーン」
「アメリカの若者に最後にメッセージを」
「俺はていねいにおじぎをして王冠を取り、パールジャムのエディ・ベダーに渡します。今は、彼こそがアメリカの若者の代表です。」
「心境に変化が?」
「ああ。」
「どうしてそうなったんですか?あなたはいまはファミリーマンで、家庭がもっとも大事だから?」
「彼が俺よりもうまくこなしたからだよ。」

メルヴィンズ、ハエ扱い。