「好きだ…」
京はありったけの力で亜樹を背中から抱きしめた。周りにいたはずの人々は雨のせいでほとんどが屋内へ消えた。そして、二人の姿は雨が消しているようだった。
「…な、…に…言って…」
「今分かった…俺は亜樹が好きだ。必要だ…」
「京…」
京の手は震えていた。それはこの雨による寒さなのか、初めてのこの気持ちによる怖さなのか…いや、きっと両方なのであろう。
亜樹はそんな京の手に自分の手を重ね、ゆっくり振り向き京と向き合った。
「…後悔、しないな?」
「あぁ」
「俺、離さねぇよ?」
「あぁ」
「…京の事、目茶苦茶に抱くかもよ?」
「…いい。亜樹に、なら…」
――やっと…
ぎゅ…
「ちょ、亜樹!?//」
――やっと…捕まえた……
「もう…離さねぇから」
「…あぁ。ぜってーだからな…」
亜樹は京を、大事に優しく、しかしもう離さないようにと強く、抱きしめた。
体は冷え切っていてお互い冷たいはずなのに、温かいと思ったのは気のせいではないだろう。大粒の雨は彼等の姿を綺麗に隠してくれた。この、あってはならない関係に、まるで神様が少し味方してくれているみたいに…
君と僕が出会った。
共にどれくらいの時間を過ごしてきたのか何て全然覚えていない。大切な存在。
すれ違いもあった。初めて、君と離れた。その時、実感したんだ。君がいる、本当の嬉しさや幸せを…
これからも僕等は一緒。
どれだけ疵を負っても
歩いて行くよ。
――疵痕と君と――
the END..
つ、つつつついに…
終わったぁああ!!
バタバタではありましたが、何とか終わる事が出来ました!!当初の予定よりも長くなってしまったのですが…orz 近いうちに番外編、「疵痕と君と。その後」(R18←)を書きたいと思います!!考えたらちゃんと結ばれてないので、この二人…(笑)もし、見たいという方や、面白いかったという方は是非、アメンバー登録お願いします!
番外はアメンバー限定にしますので。
では、此処までお付き合い頂きました、関係者様、お友達様、読者様、本当にありがとうございました!京也の小説に乞う御期待!!←←
―SPECIAL THANKS―
KOHAKU MIHANE
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and YOU!