(通夜の日に 実家の庭に咲いていたサザンカ)




4日、母は 父のもとへ 天国へ旅立ちました





昨年暮12月13日から、母は軽い肺炎の為 入院していました。
その日から亡くなるまで 家族の声を聞くこともなく孤独の中たった一人
どんなに不安で寂しかったことか、、
辛かったことか、、



入院後一週間の報告では 肺炎は良くなって 状態は安定しているとのこと


年末には退院できるかな?
年末年始 老人施設も人手が足りないので

お正月明けてからの退院になるのは しょうがないのかな?


一月中に可能ならまた会いに行きたい、、



私たち家族 また退院して来て

桜の頃までは 元気で居てくれると

信じて疑ってなかったんです




何と言ってもこのコロナ禍

洗濯物も全て病院でのレンタル、一切の面会は不要であり、不可
何時の入院時も 携帯電話は持ち込んでいなくて(理由は不明)
病院から状況を知らせてくれる訳でもなく

認知症がさらに進み 食事が出来ないからと刻み食になり


(自力で食事が出来たんだろうか、、?)
自分の状態が分かってないようで暴れることもあり
厄介な患者でもあり
心配で心配で、でも何も出来なくて、、



そんな状態でお正月を迎え
いくらなんでも状態を知らせてくれても良いのでは、、
三が日が過ぎたら こっちから問い合わせてみようと思っていた矢先
4日朝、病院から状態急変の連絡が弟の所へ



結局死に目に会えませんでした

死因は、、、老衰だそうです


(ん?、、老衰??)





急きょ実家へ帰り


家族葬で7日にお葬式をして母を送ってきました。



実家の庭

人が住まなくなって四年







母はコロナに殺されました


コロナじゃ無かったら、、、
美味しいもの食べに出かけたり 外出したり
会いにも行けたし お部屋でお喋りも出来ただろうに、、
ショッピングにも行って
認知症もこれほど進まなかっただろうし、、
こんな孤独の中で逝かせることも無かっただろうに、



ここ一年笑い声を聞いたことがありませんでした。



母が可愛そうで、
悔しくてたまりません。






この二年間で会ったのは
先月やっと許可が出て会えた 15分面会2回だけ
89歳でした







天国で父と一緒だから
もう寂しくないよね!
やっと楽になったね。
美味しいものいっぱい食べて、
天国で穏やかに過ごしてね。

いっぱいいっぱい笑ってね!








守ってあげられなくてごめんね

何も出来なくてごめんね