朝9時半に鶴の湯温泉を出発した私たち
山道は霧で真っ白
10m先も見えない状況ですが、送迎バスの運転手さんは慣れっこなのか、ものすごい山道を躊躇なく運転します
それでもこの頃になると少しずつ空も明るくなってきました。
昨日は灰色だった田沢湖も、綺麗な湖面を覗かせてくれました
送迎バスは15分ほどで、停留所の「アルパこまくさ」に到着。
こちらは田沢湖高原の中心施設です。
駒ヶ岳登山者のための拠点にもなっています。
本来ならここから、田沢湖駅に向かう路線バスに乗るのですが…温泉施設があるため、せっかくだから入浴していくことに
アルパこまくさの露天風呂は、広くてとても気持ちがよかった!!お天気が良ければ眺めも良かったんでしょうねきっと多くの登山客の心と体を癒していることでしょう。
1時間ほどゆっくりして、路線バスに揺られること35分。田沢湖駅に到着。
再び新幹線こまちに乗り込み角館へ
角館駅に着く頃には、空も綺麗に晴れていました。私たちの普段の行いの賜物だわ〜
武家屋敷通りは駅から徒歩15分程度ですが、途中でお昼ご飯を頂くことにしました。
「西宮家」に併設されている「れすとらん北蔵」さんへ
大正時代の蔵をレストランとしてリニューアルしたそうで、レトロな雰囲気がおしゃれです。
私は土日限定の親子丼を、同居人氏は角館の新名物「お狩場焼き」を頂きました
比内地鶏と旬のお野菜のグリルの上に、甘しょっぱい味噌だれがかかっていて美味しそう
親子丼も鶏肉だけでなく、舞茸や野菜がたっぷりで美味しかったですよ
腹ごしらえが済んだら、本格的に武家屋敷散策に入ります。
角館は江戸時代から城下町として栄え、多くの武家屋敷が当時の姿のまま残っています
↑にゃんこ兄弟出現
この頃にはすっかり晴れて暑いくらいに
こんなに晴れてくれとは言ってないぞ〜
今も直系の子孫が暮らす「石黒家」。
武家屋敷の中でも最古の建物なんだそうです。
スタッフさんが、丁寧に説明をしてくれます。
角館の武家屋敷の中でも広い敷地を持つ「青柳家」。美術品、骨董品だけでなく海外のアンティークやレコードなど収集品の数が半端無いです
貯蔵品の刀や槍を持たせてもらえるコーナーも。
青柳家の敷地内にあるカフェでちょっと休息。
アップルパイと南蛮茶(コーヒー)を頂きましたとっても美味しかった!
コーヒーのカップとソーサーも素敵じゃないですか
立派なお庭を持つ「河原田家」。
スタッフの方がとても丁寧に説明してくれました。
こんな感じでどの武家屋敷もじっくり見ていたら、あっという間に夕方に
大急ぎで角館駅に引き返し、秋田駅から秋田空港へ。
さようなら秋田。また来るね
この後秋田空港行きのリムジンバスに乗って、慌ただしく帰路につきました。
あっという間の一泊二日。
色んな意味で思い出深い二日間となりました。
10代の時は自分の故郷が好きだと思ったことは一度もありませんでした。
田舎だし、噂はすぐ広まるし、こんな狭い街が嫌で嫌で、早く出たくて仕方ありませんでした。
しかし、いざ離れてみると、自分は恵まれてて本当に良いところに住んでいたんだな…と思うことが多くて。
今回の旅行で改めて実感しました。
ずっと住んでいたらそんな事思わなかったかもしれないし、離れていたからこそ実感できた事かもしれないし。
それはわからないけれど
この旅行で唯一の心残りは、夕飯食べる暇がなかった事(笑)
でも時間がもったいないくらい、充実していたって事で綺麗にまとめたいと思います
ランネタでもないのにお付き合い頂きありがとうございました。
次回からまた通常モードに戻ります!