数週間前に起こった出来事で、その後無事に落ち着いたのでブログにまとめました。

 

夕方それは起こりました。

 

子どもの感電

 

上2人は習い事で家におらず、双子と私の3人でまったりとしている時でした。

トイレへ行こうと部屋を出た瞬間

 

『バチン!!』

 

という大きな音とともに突然家の電気が消えたんです。

電気のみならず、テレビや洗濯機も消えたのですぐに頭をよぎったのは停電でした。

 

慌てて双子がいるリビングの扉を開けると、びっくりした顔で固まっているあねちゃん。

 

そしてその奥でいもちゃんが呆然と立ち尽くしていました。

 

私の顔を見てあねちゃんは急いで走り寄りしがみついてきたのですが

いもちゃんはその場から微動だにせず…

 

その時、ふといもちゃんのそばから黒い煙が出ている事に気が付いたのです。

「え?!」っと駆け寄ろうとした瞬間、何か焦げたような焼けたような変な臭いが漂い

 

同時に目に入ったのはコンセントに刺さったヘアピンと充電器

 

 

 

 

一瞬にして「感電や」と気が付きました。

 

抱いていたあねちゃんをその場に降ろし、大丈夫やからそこから動かないでと叫びながら

いもちゃんの腕を引っ張ってその場から離し

充電器の手に持つ部分を掴んでコンセントからヘアピンを引き抜きました。

 

バチっという火花とともに抜けたヘアピンは焦げて色が変わっていました。

 

「まま…」

 

かぼそい声で呟いたいもちゃんの手をとり確認すると、右手の中指の先と親指の付け根が白くなっていて

中指に関しては黒くなっている部分もありました。

 

サーッと血の気が引き

とりあえず冷やさなきゃ!!と抱きかかえると、それまで呆然としていたいもちゃんがしがみついて泣き出しました。

 

「怖かったな。びっくりしたな。痛いなごめんな」

 

子どもが怪我などをした時は泣かない方が怖いというのをこの瞬間に思い出し

泣いた事にホッとしながら、水に手をつけましたが「いたい」と嫌がり…

 

ボウルへ水を入れてその中に手を入れさせる方法ならまだ嫌がらなかったので、そうしました。

 

さっきにおった変な臭いは皮膚が焼ける臭いだったんだ…と思うとゾッとしました。

 

時間を見るともうかかりつけの小児科も周りの病院も受付は終了しているか、数分で閉まる時間。

 

こういう時は今までずっと「#7119」救急安心センターへ電話していたので今回も電話をかけました。

長女のいっちゃんが赤ちゃんの頃から11年間ずっとこの番号へかけて病院へ行っていたので知らなかったのですが後々子どもの相談なら「#8000」小児救急電話相談の方がいいと救急車で聞いて知りました。

 

完全に私の知識不足でした。

 

とにかくこの時は救急安心センターで教えてもらった病院3つへ受診可能かの電話をする事に。

 

ひとつ目

『小児科の先生が今日はいなくて…』

 

ふたつ目

『うちではちょっと…』

 

みっつ目

『うちより〇〇病院さんに行かれた方がいいと思います』

 

〇〇病院

『ちょっと今日は専門医がいないので…』

 

まさかの4箇所断られ…

どこも3歳の感電だと言うと、受け入れられない。と断られました。

 

なので再度救急安心センターへ電話をしてまたさらに3件教えてもらい電話をしたのですが…

 

また3件ともダメ。

受け入れられないの一点張りでした。

 

7軒目の病院で断られた時に

「もう6軒断られてるんです。どうしても無理ですか…」

と聞くと、電話口の看護師さんが結構長いこと先生と掛け合ってくれたようですが、結果は変わらず受け入れできない。と…

 

でも、その看護師さんが個人的にここならいけるかもしれないという病院を1ヶ所教えてくれました。

 

感謝しながら急いでそこに電話をかけたのですが…

 

『小児科と形成外科両方の専門医が揃っていないから受け入れられない』

 

と…。

 

 

この時ですでに感電してから1時間。

 

当のいもちゃん本人はもう機嫌も治っていたのですが、感電は体の中で目に見えないし指の火傷具合も見てもらった方がいいと初めに言われたので病院はどうしても受診したくて…

 

もう泣きそうになりながらまた救急安心センターへ電話しました。

 

すると2回とも電話をとってくれていたセンターの看護師さんが

 

「お母さん、救急車呼びましょうか」

 

と言いました。

私の中で救急車はもっと重症な人が使うものだという頭でいたので

「え、でも…いいんですかね…」

と聞くと

 

「救急車は必要な時には迷わず使いましょう。病院も救急車からなら見つかると思います」

 

と言い、あれよあれよで救急車へと繋いでくれました。

 

上2人は習い事から帰ってきていて、旦那も早めに切り上げて帰ってきてくれていたので救急車へは私といもちゃんだけで乗りました。

 

救急車はすぐに来てくれて、救急車が怖いと泣き叫んでしがみつくいもちゃんをなだめながら隊員の方々が手や足の裏、頭などいろんな場所をチェックしながら病院へ連絡を入れてくれました。

 

 

 

 

まさかの救急車からの要請でも断られ…

 

救急車は走り出せずに家の前に止まったまま2ヶ所目、私がかけはじめてから計10ヶ所目の病院へと連絡をとりました。

 

しかし、そこもダメ。

 

隊員の方もうーんと頭を悩ませながら、病院のリスト?と私がかけた病院のメモを見てなにやら隊員同士で相談していました。

 

そして

その後かけた11ヶ所目で、ようやく受け入れてくれる病院が見つかりました!

 

 少し遠いところだったけど、決まった時は心の底からホッとしたのを覚えています。

 

病院へ向かう道中で、隊員の方が感電は何故どの病院も嫌がるのかという話をしてくれました。

 

簡単に感電と言っても、怖いのは火傷だけじゃなくて

電気が入ってきた入口と、出口を見つけなければいけない事

 

もし入口から出口が手から足や、頭から足だと内臓を損傷している恐れがあり、それが一番怖いという事。

 

 子どもの場合数時間での急変もありえるから小児と形成の専門医が居ない夜の間は受け入れるのを嫌がるんだそうです。

 

 

そんな事を話しながら救急車で高速を突き進みました。

 

病院ではすぐに血液検査や尿検査、心電図などいろんな検査が施され、筋肉の数値等を見る限り幸運にも電気は体を突き抜けてはいないとの判断でした。

 

でも、中指は火傷の度合いが3

もしかしたら見た目的な後遺症というか、跡が残り綺麗には治らないかもしれないとの事でした。

 

搬送されてすぐは『入院になるかもしれない』と聞かされていたので、入院を免れた事は不幸中の幸いでした。

 

 

その後丸一日家で安静にしながら様子を見て、血尿が出たりもせず元気に過ごしていたので今回の感電はなんとか乗り越えられました。

 

数週間経った今、いもちゃんの指先はもはやどこが火傷だったのか分からないくらい綺麗に治っていて

子どもの治癒力の高さに驚くばかりです…!!

跡があまり残らなくてよかった…

 

 

 

今回の教訓は

 

子どもの怪我は夜間であれば#8000

 

感電関係はすぐ救急車呼んでもいい

 

ピンなど手に取って隙間に入れがちな日用品は子どもの届くところに置かない

 

コンセントカバー、3歳児はまだ必要

 

ですね。

 

特にコンセントカバー。

 

これずっとつけていたんですうちも。

でも赤ちゃん時期を過ぎるとコンセントを使う時に外したらそのままつけ忘れていたりしていたし、双子も大きくなって言葉も通じるようになってきてからもう大丈夫だろうと少し前に外していたのですが、、

 

好奇心旺盛な3歳児からしたら

突如現れた穴

 

という認識になっているんですね、、

 

そして何だかんだと触っていた結果、ショートして感電してしまったんですね…

 

コンセントカバー、、まだ、いりますわ、、

 

 

 

 

そんな不幸中の幸いが重なったヒヤリハット、というか事故でした。

 

 

 

 ※このブログはお医者さんや専門家の方の監修がついている等ものではなく、私個人が経験して見た事体験した事を記憶しているままに書いています。

コメントに電気関連の専門的な事を書いてくれた方がいらっしゃるので気になる方は読んでみてください。

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深夜にぽちぽちと書いているのでちょくちょく意識飛んでいます…言葉おかしかったらすみません…

 

追記・朝読み直してところどころ修正しました!

何であんなど深夜にブログ作ってたんや私…笑

 

あと救急車を呼んでいいのかどうかの判断って難しいよなと感じたので、個人的に子どもの感電は救急車を呼んでいいなと思ったのでそれも追記しておきます!

 

 

 

 

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