夏の怖い話 みたいなタグに参加した時に描いた漫画です。
ーーーーーーーー
 
 

梅雨も真っ只中な6月のあの日

 
初めはただの風邪だとみんなが思っていたけれど
待っていたのはにわかにも信じられない体験だった…
 
 
 
始まりは体のダルさ
朝になんとなくおかしいな、、と感じ、熱も出たので学校はお休みした。
 
前日が妹の誕生日で、スイカのフルーツポンチを吐くまで食べたせいかなぁ…なんて思いながら
母親に付き添われかかりつけの個人医院を受信。
季節の風邪かなと風邪の薬を出してもらい帰宅。
 
薬を飲んでしばらく寝ていたものの夕方になっても一向に良くなる気配はなく
むしろ頭やお腹がどんどん痛くなる
 
夜になると体が重くてしんどくて、立っていることも出来なくなった。
 
「明日また病院へ行ってみようね」
と言っていた母親だったが、父親もちょっとおかしくないか?と言い始めた事でやっぱり夜間外来へ行くことに。
 
 
真っ暗な総合病院の待合室で横になった頃には、頭はボーッとしていた。
(後から聞いた話によると、待合室は真っ暗じゃなくちゃんと電気がついていたらしい)
 
 
看護婦さんが血圧を測りに来たのか、自分が移動して行ったのかその辺はもう曖昧で
でも、後から来た先生が突然バタバタとしだして 看護師さんに「おかしいでしょ!こんな数値は!気付きなさい!!」と叫んでいた声を微かに聞きながら一旦意識が飛んだ。
 
そして次に気がついたのは、サイレンが鳴り響く救急車の中で…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
不思議な事だけど、本当にあった私の体験談。
 
看護師を叱り私を救急車の中でビンタし続けた先生は、夜間外来の総合病院にその日偶然来ていた大学病院の心臓専門医だった。
 
寝転ぶ私を見て、すぐにただ事じゃないと処置に入ってくれたらしい。
 
退院してからお礼を言いに行ったら
お母さんは説明されたと思うけど、確率的には50・50だったんだよ。頑張って生きてくれてよかった」
と言われて、そこで初めて相当やばい状態だったんだと実感した。
 
あと5分気がつくのが遅ければ、処置が遅れていれば、ほぼ死んでいたと…。
 
奇跡のような偶然が重なって私は生きて帰ってこれた。
 
ほんと、、生きててよかった!!!!!
 
 
あとね、多分だけど幽霊って本当にいるよ
 
 
 
 
 
 
 
 
 

★初めましての方はこちらから★

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お問合せ・ご依頼は info@soakinc.com

※作品及びイラストの無断転載(埋め込みによるものを含む)を禁じます