前回、編入試験に合格するまでを書きましたが、今回は編入後の生活について。
【入学手続きへ】
・在学していた大学へは3月中に退学手続きをして、2年次から入学するのに必要な書類を早急に揃えました。
・また、4月からは昼間の学校の学生になるため、昼間に働いていたアルバイト先は退職せざるをえないので、その旨を伝え、辞めました。
★いま思えば、通信で勉強してたという経験は、同時にこの職場で働いていたからこそ貴重な経験でした。学問を大学でやるのと同時に、仕事に対する向き合い方とかマナーを初めて学んだので。
【不安な2年生スタート,そして単位認定】
・4月になり、学生証も発行され、晴れて新生活のスタート。
・健康診断など済ませ、あとは授業を選択するのと…と考えてたところに、前大学から本大学への単位の認定の結果をもらいました。
前大学ではぴったり30単位もらいましたが、認定されたのは22単位。(当初12単位くらいかもと言われていたので、それを思えばマシかな?)
喜んでも憂いてもこれは変わらないので、もう前を見るしかありませんでした^_^
【2年生ではどれだけ単位習得が必要か】
・私は教職課程もとる予定だったので、そうすると何の資格も取らない学生より必然的に単位を多くとる必要がありました。
また、編入しているため、元々持ってた単位が少なかったということで、その点でも他の学生より多く単位をとる必要がありました。
・教職課程のために必要な科目や、専攻する史学で必要な科目を時間割に当てはめた結果、確か2年生では64~70単位くらいを習得する計算になったと思います。
1限から6限まで毎日ほとんど詰まっている、高校生のような時間割でした笑。
【授業スタート】
・溢れんばかりの授業を時間割にあてこみ、本当に大丈夫かな、と思いながら、授業が始まりました。
・語学については、英語は問題ないですが、第二外国語を編入後に新たに選択するのが必須であり、私は自分が研究したかった史学の分野とも重なる為、朝鮮語を選択しました。
一年生のクラスに混ざって履修する授業が二つと、二年生のクラスに混ざって履修する授業が一つ。
一年生と混ざって勉強するのは、みんなゼロからスタートで同じだから不安はなかったですが、二年生のほうの授業は、既に一年生履修したことを前提に展開される授業でしたから、もう最初はチンプンカンプン!
しかも担当の先生が、超厳しい!
この人に落とされたという人が、後に友達になった大学の友人で何人かいましたから…
※この時の語学習得のことについても、別途記事で書こうかなと思ってます!
・授業も多いし、私は朝5時半起きで電車にのり、2時間弱かけて学校について、そこから遅いと夜8時前くらいまで授業に参加してました。そこからまた2時間弱かけて家にかえって、ご飯を食べたり宿題をしたりするとあっというまに寝る時間で、正直時間がなくて、電車の中でも勉強してました。
【ついに体調を崩す】
・2年生の5月の終わりか6月の頭頃、一度体調を崩しました。
朝、電車に乗ってる時、我慢できないくらいに気持ち悪い感覚がありました。
乗り換えの駅で降り、トイレの行列に並び、個室に入ってすぐ嘔吐しました。
ただし、その日、英語の小テストがあり、それを一度受けないだけで大きく成績に影響するので、意地でも学校に行ってやろうと思ってました。そしてなんとか到着してテストを終えましたが、午後の授業を受けられる程体力がなく、やむなく帰宅。
・その後発熱もしたので、お医者さんにかかると、原因は疲労では、と言われました。
そっかぁーと思いましたが、やると決めたし、これくらい大変なのは覚悟して入ったので何が何でもやり通すぞと思ってました。
また、朝の早起きや授業や課題が多い大変さよりも、ずっと望んでいた環境で毎日学べることの喜びの方がはるかに大きかった。
【ゼミや友達】
・果たして馴染めるか。友達ができるか。
これは本当に不安でした。でも、予想以上にむこうから話しかけてくれたり、クラスの仲間が本当にいい人たちで、かけがえのない友人もできました。
・ゼミの人たちも、編入してきたというとすごく興味を示します。自分から積極的でなくても、手を差し伸べてくれる、本当にいい人たちでした。
【テスト】
・2年生の前期のテストは山盛り。
休む間もないくらい勉強して、レポートがテストに代わるクラスではレポートを作って、いま考えても相当な量こなしてたと思います。
・結果、2年生は前期も後期も、一つも単位を落とさずすべて単位を習得。
多分これでもう他の学生に追いついたくらいだと思います。
ちなみに私は卒業する四年生まで単位は一つも落とさなかった。
教員免許も取得しました(途中で考えが変わって卒業後には企業に就職しましたが。)
貪欲にやろうと思えば、何でもできるんだ、と、自信につながったことかな…たかだか単位の話ですが。
あと、卒業が近くなってからの話ですが、4年のときに書いた卒業論文も、担当教授から、小さいながら優秀賞をいただいたりしました。
この時も、辛かったことすべてが帳消しになったように思いました。小さくても自分のやったことが、アカデミックな場所で認められたのは、本当に嬉しかった。
【留年をすすめられたけど】
・実は編入試験の面接の時にも、編入後の大学事務室の方にも、留年をすすめられてました。
あなたは単位が少ないし、遠くからの通学で大変だろう。それに教員免許もとる。だから、プラス一年かけて卒業したっていいよ。
↑こんな風に言われてましたが、だからこそ、絶対嫌だ、絶対やってやる、と思ったのかもしれません。
一度体調を崩した瞬間こそありましたけど、最初からぬるま湯に浸かってやるより、追い詰められた方が私は良かったのだと思います。
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と、こんな感じの学生生活でした。
電車の中で書いてました笑。
もし編入考えてる方の参考になればと思います。
ではでは!