ストロボ・エッジ 別マ10月号 特別編 ネタばれ その1♪ | 個人的な趣味ですから!!

ストロボ・エッジ 別マ10月号 特別編 ネタばれ その1♪

遅くなりましたあせる


文字数制限が有るため、2つに分けました。こちらからお読み下さい。

最終回を迎えてしまったストロボの番外編は、蓮と仁菜子の初デートラブラブ


感想とか、コメントいただけたら嬉しいです音符

























特別な用がある訳じゃなく

ただ

声が聞きたい

それだけの理由で

《プルルルルル》

電話してもいいんだよね
(緊張の面持ちで、携帯の発信音を聴いている仁菜子)

《プルルルルル》

蓮「はい」

仁菜子『蓮くんの声だ』
「こ こんばんはー」

蓮「こんばんは」
「一一一って なんかヘンなの」ハハっ

仁菜子『だって電話って なんかまだテレちゃう』
「今 何してた?」

蓮「今は一一」
「勉強してるよ 数学の」
(この時の蓮は眼鏡です)

仁菜子「は!? 今日 中間テスト終わったばっかなのに!?」えらいねっ

蓮「ん一一一まあ 数学は 好きだから」

(蓮の「好きだから」に反応し、ボッと真っ赤になる仁菜子)
仁菜子「…え一一一?よく聞こえなかった~」
「数学が何?」

蓮「好き」

仁菜子「~~~~~~~~~~~っっ」

蓮「あ…今のわざと?〃」

仁菜子「はい」

あ一一…私

蓮くんのカノジョになれたんだな一一…

本当に本当に そうなんだなー

すごいなー…

(他愛ない話を続けている二人)

仁菜子「うん それじゃーね また明日」

蓮「うん おやすみ」

仁菜子「耳元で すきって言われちゃった…<数学をだけど>」
「電話の声もすてき」
(携帯を見つめながら、ふわふわと夢見心地の仁菜子)
「今 電話したばっかなのに もう声が聞きたい…」
『…とか』
一日中ずっと 蓮くんの事ばっかり考えちゃう
『すき』
こんなのは きっと私だけなんだろうな
『すき』

《ブ一一一ブ一一一》
【着信 蓮くん】
仁菜子「わっ え?」
「蓮くん?」
《ピッ》「はいっ」

蓮「あれ 早いね 出るの」

仁菜子「え そ?エヘヘっ」
「どしたの?何か言い忘れ?」

蓮「ん一一一一」
「今度の土曜日さー」





つかさ「お一一一一っ」

環「初デートは鎌倉か!渋いね一一一」

つかさ「そーか」「付き合い始めてすぐテスト期間入っちゃったから やっと初デートなのか!」

さゆり「楽しみじゃーん 江ノ電?江ノ電?」

仁菜子「でも緊張しちゃうなーきっと」
(…と、言いながらもデレデレな仁菜子)

環「そんでもって リードされるがままに キスしちゃったり…………!!」

つかさ「あらっ」
(噂好きのオバサンのようなテンションの環とつかさ)

つかさ「ファーストキスの相手が蓮くんってすごくない!?」

典子「キャーッドキドキ

(ファーストキスの言葉に反応しギクギクッと固まり、顔面蒼白の仁菜子)
(そんな仁菜子に気付かず、益々盛り上がって行くつかさ達…)

<初チューの時ってさー>
<目を閉じるタイミングがさー>
<あーうん!わかんなかったー>

(みんなのおしゃべりに冷や汗をかき、後退りする仁菜子)
(しかし話はどんどん盛り上がる)

<息とめちゃったりねドキドキドキドキ
<あと あれだよね くちびるには ちから入れちゃダメだよね一一 ふわっとさせなきゃね一一>ドキドキ

(完全につかさ達の近くから姿を消してしまう仁菜子)

つかさ「いい仁菜子!!」「ってあれ?」「チューする時の心得をって思ったのに」
「どこ行った?」

(一連の話を聞いていた様子の安堂)
安堂「………」


とうとう

この現実と向き合う時が……

そう



仁菜子『ファーストキスは既に』

安堂くんと…!!!

(自販機と壁の隙間に入り、壁に向かって絶望の涙を流している仁菜子)

<わ 人がはさまってる>

仁菜子『超ギリとはいえ 蓮くんと付き合う前の事だから』
『言わなくていい事なのかも』
『でもヒミツにしておくってなんか騙してるみたいじゃない?』
『かと言って これ言ってスッキリするの私だけなんじゃ……自分だけ十字架おろすみたいな』

(ひとりでぐるぐる悩んでいる仁菜子の肩を、誰かが優しくポンっと叩く)
(振り向くとそこには…)

仁菜子「安堂くん…」

(一方つかさ達は、急に姿が見えなくなった仁菜子を探している)

つかさ「マジで仁菜子 どこ行ったー?」

典子「もっかい 購買 戻ってみる?」

(偶然つかさ達の会話を聞いていた蓮。視界の端に仁菜子の姿を見つける…)

(その頃、仁菜子は校舎の外で安堂と話をしている…仁菜子の立っている位置は、ガラス戸の前なので蓮からも偶然見えた様子)

安堂「仁菜子チャンの事だから」
「そういうふうに悩んじゃうかもとは思ってたけどさー…」

仁菜子「…ははは」(うつむき、冷や汗を流しながら)
(困っている仁菜子を見かねて)
安堂「無かった事にすりゃいいじゃん!」
『俺はしないけどっ』
「あれは 仁菜子チャンにとって 事故みたいなもんだからっ!!」
「だから 俺とのキスは 仁菜子チャンにとって ファーストキスじゃないって」

蓮「え?」(いつの間にか仁菜子の後ろに立っていた…)

仁菜子・安堂「!!」

安堂『やっっべ一一一一一!!!』

蓮「何? 今の話」(真剣な眼差しで詰め寄る)

安堂「言っとくけど 俺がムリヤリした事だから!」
(仁菜子の前に立ち、庇う安堂だが、あまりの事に仁菜子は泡を噴いて失神寸前…)

蓮「どういう事?」

安堂「おまえと仁菜子チャンが まだ付き合ってない時の話なんだから おまえにキレられる筋合いねんだよ」

(仁菜子を見つめ、ため息をつく蓮)

蓮「たしかにそうだな」

安堂『<内心>ホっ』

仁菜子『え…っ!?』(蓮の言葉に驚き固まる)

安堂「そうそう 男はそんくらい余裕なくっちゃなァ 余裕ない男なんてキラわれちゃうよ?」(振り向き、笑顔で仁菜子の頭をなでなでする)
「ってか俺にはそっちの方が好都合だけど」

(地蔵のように固まったままの仁菜子)

蓮「おまえは調子に乗るな」(安堂に肘鉄をくらわす)

安堂「チッ いてーな」

(いつもと変わらない様子で仁菜子に)
蓮「あ 上原さん達が探してたよ」
「オラっ バカは俺と一緒に行くぞ」
(安堂の耳を掴み、無理やり連れていく)

安堂「なんなんだよ 俺はまだおまえと くちききたくねんだぞっ」(今更?←作者のツッコミ)
(安堂の言葉は無視して、耳を掴んだまま立ち去る蓮)
(あまりの痛みに泣きながら「やーめーろーよー」と懇願する安堂)

(ひとり取り残された仁菜子)

え一一一一一一一一一一一っっ

それだけ?

これってそんなもん?

いや 気にされたらされたで 困るんだけど

……でも

あんまり 気にされないのもなんか…

…なんか…

仁菜子『じゃあ どうされたいんだ 私 わがままだな…』
『蓮くんにとっては たいした事じゃないのか』

男のコって そういうもんなのかな



本当はいつも 思ってる事がある

蓮くんと私の『好き』の大きさには

ものすごい差があるんじゃないかなって

でもそれは

仁菜子『私の方が 片想い歴 長いんだから当たり前か!』(デート前…鏡の前で支度をしながら考えている)

(待ち合わせ場所に向かう仁菜子)
蓮くんももっと 私の事 すきになってくれたら

いいなっ

仁菜子『いた…!』

私服の蓮くんは何度か見た事あるけど

今日は特別ドキドキする

蓮「あ」

仁菜子「蓮くんっ」
(蓮が)ふたりだけの時間のために選んだ服
『私もだけど どうかな…?』
「お待たせー」

蓮「んじゃ 行こっか」(優しく微笑む)

仁菜子『イマイチ反応が分かんないな』
「えっと カード カード」

蓮「あ」「切符買ったよ はい」

仁菜子「え あ ありがと!」
「待って 今 お金…」

蓮「や 初デートくらいは」
「俺も男なんで」

(ドキ一一一ンドキドキと真っ赤になる仁菜子)
仁菜子「…ありがとう」

(男らしく微笑む蓮。そんな蓮を見つめ、やはり笑顔の仁菜子)

なんかもう いちいちドキドキしちゃって

こんなんじゃ 私の『好き』の方がますます大きくなるだけだな

(二人で神社にお参り)
仁菜子『蓮くんと ずっと仲良くいられますようにっっ!!』
『おねがいさますっ』
(熱心に拝む仁菜子)
(隣では、蓮も静かに何かを拝んでいる)

蓮くんの『好き』が

もっともっと 積もりますように

早く私と同じくらい

積もりますように

(通りすがりのオバサンに2ショット写真を撮ってもらう。ぎこちない2人に「もっとよってよって」と指示する元気なオバサン)

(2人は小町通りへ)

仁菜子「やっぱ人 多いねかー」(キョロキョロと辺りを見回す)

蓮「うん」
「はぐれないでね」(と言うと、さり気なく仁菜子と手を繋ぐ)

仁菜子『わ一一一ずるいっ!』
『また私ばっか積もるっ!!』
『ってか 蓮くんに すきって思わせるには 具体的に どうすればいいんだろう』

(二人の横をバカップル…いや失礼…とても仲むつまじいカップルが通り過ぎる。彼女は彼氏の腕にしがみつくようにしなだれ、頭を彼氏の肩に乗せてピッタリとくっつき、彼氏は嬉しそうにデレデレしている)

なるほど それだね!!

仁菜子『分かった』
『こ…こう?』『かな』
(ドキドキしながら、蓮の肩にこてんと頭を預ける仁菜子)

仁菜子『お………これはなかなか歩きづらい』
『首スジつりそう』(手を繋いだまま、頭だけ蓮に預けているという不自然な体勢の仁菜子…)
『でも…』『どや』(チラっと蓮を見て反応を伺うが…)

蓮「ん?疲れた?」
「少し休もうか」


ぶわ一一失敗一一!!!

恥ずかしい~~~~~~!!!

ドキドキしてたのは 私だけでした!

仁菜子「う…うんっ」
『もう無理だよ 差なんかちぢまるはず ないってーの』

(Cafeで休憩する2人。それぞれ別のケーキセットを楽しむ)
仁菜子「んっ おいしーっ」

蓮「うん 俺のもうまいよ」

仁菜子『だってさ一一一一一』

蓮「はい 半分ずつ でしょ?」(と、ちょっと照れながら、まだ1/3しか食べていないケーキを仁菜子に差し出す)

(バッフ一一ンドキドキと昇天してしまいそうな仁菜子)
仁菜子「です!!」

これだもん

私の『好き』が 大きくなりすぎて

仁菜子『自分でも 若干コワイ…』『でも』
「楽しいなっ」

今日が 終わらなければ

いいのにな

(楽しそうな仁菜子を見て、とても嬉しそうな蓮)
蓮「うん 楽しいね」

そっか

そうだよね

蓮くんも 楽しいと思ってくれてるなら

それで充分なんだった
(チラッと時計を見る蓮)

たとえ

『好き』の大きさに 差があったって

(Cafeを出て、ウィンドウショッピングを楽しむ2人)

今 私の隣にいてくれる

これ以上の幸せって ないじゃんか

だから
(また、時計を見る蓮)

時計を気にする蓮くんに

さみしいと思っちゃダメだよね

仁菜子『時計見る仕草って なぜか さみしい 時間だって まだ 早いのにな』

蓮「帰りはさ 江ノ電で江ノ島まで出て」
「それから小田急線に乗りかえよう」

仁菜子「………」「うん」
『帰りの話なんて まだしたくない』(だが…気付けば駅に到着していた)
『え…』

蓮「切符買ってくるから 待ってて」

え…もう帰るの?

やだ

まだ 帰りたくない

まだ早いよ

仁菜子「…………」
「のりたくないっ………」

(仁菜子の言葉に驚く蓮)

蓮「路面電車 乗りたがってたのに どうして」

仁菜子「そうじゃなくて…」

…帰りたくないと思ってるのは

私だけなんだ

仁菜子『蓮くん時計チラチラ見てたもんな』
「………」「ごめん…うそ」
「乗る」

(うつむく仁菜子を見つめる蓮。黙って仁菜子の手を掴み歩き出す)

「………」

「………」

(会話もなく歩き続ける2人)

蓮くん

何もしゃべらない

私のわがままに

怒ってる………?

(何も言わず歩き続ける蓮の態度に不安になる)

蓮「もうひととおり見ちゃったから どこ行けばいいかな」

……あ

怒ってるんじゃなくて 考えてくれてたんだ

蓮「ガイドマップ見てみるから 手 離していい?」

(無言でぎゅ一一一と強く蓮の手を握る仁菜子)
仁菜子「どこにも行かなくても」

ひとりで ぐるぐる考えすぎて

「蓮くんと歩いてるだけで楽しい」

勝手にさみしくなって

こんな私じゃちっとも

すきって 思ってもらえない





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