TODAY'S
 
「ただ、ある」そのしあわせと味わい深さ

 

こんばんは。

 

昨日は

梅拾いに行ってきました。

 

  いざ、ひろいましょうぞ

 

母友それぞれが

子どもを送り出してから

車を走らせ

いざ小田原の梅園へ〜

 

昨年教えてもらったのがきっかけで

ご縁ができた場所なのですが

農薬と化学肥料を使わない梅園で

とても気持ちのいい場所です。

 

 

 

枝になっている梅をもぐこともできるのですが

ここは土がふかふかしていているので

枝から落ちた梅も

きれいに落ちていたりするんですね。

 

そして去年感じたのは

落ち梅だと

楊枝でヘタをとる作業がいらない!

それだけでとってもとっても

ラクなのであーる!

 

マメでない私には

こういうところ大切笑

 

この梅園の、

十郎、白加賀と並んで獲れる

杉田梅

大粒で、甘くて、酸味もあって

サイコーに美味しい!!

 

杉田梅でシロップ煮を作って

(おしゃれかき氷にのってるようなやつです)

夏のおたのしみとして常備して

ちまちま食べるのが大好きなのです。

 

暑い時に食べると

ザ・クエン酸!!って感じで

とても元気になるのです飛び出すハート

 

今年は昨年よりも多めに

10キロ拾いました!ずっしり!

 

そんなわけで

楽しい楽しい梅拾いなのですが

これまた輪をかけてしあわせなのが

帰り道と帰った後。

 

後部座席に積み込んだ梅のい〜い香り。

昨日は、西湘バイパスルートで帰ってきたので

青く広がる海を眺めながら

なんともかぐわしい香りに包まれて

最高のドライブでした車

 

家でも梅が置いてあると

キッチンとリビングが

まぁ〜良い香りになって。

梅たちがそこにいるだけで

とてもしあわせなのです。

 

収穫後にお茶を淹れてもらって

てづくりのお漬物やハチクの炒め物や

甘夏ピールやら色々ふるまっていただき口福〜。

↑は、紫蘇の実✖️梅酢のおむすび。

これめっちゃおいしかったーーーー♡


梅拾いの話から

ちょいと離れてしまうのですが、

「ただ、ある、しあわせ」つながりで…

 

先週、少し離れたところに住む実家の父が

突然心筋梗塞になりました煽り

 

少し調子がおかしいと受診したところ

超音波で心筋梗塞の波形が見られ、

救急車搬送の即時入院となりました。

本人もよもやのことだったようですが

周りの家族もかなり驚きました。

 

ただ、本当に

様々なラッキー(としか言いようがない)が重なり

ひどい発作に至る前に

2回のカテーテル手術も無事終えることができ

もう退院の目処が立ったのですが…


周りの家族は肝を冷やしました。

 

平穏無事に生きているということは

当たり前でないことを強く肌で感じました。

 

ただそこに

あってくれることの

ひたすらな豊かさ。

 

そして

父もそうだけど

自分も、オットも娘も、

実家の家族も、友人も、お世話になっている方も。

 

いつどこでどんなふうに終わるかなんて

誰にもわからないんですよね。

 

だけれど

必ずどの人にもその瞬間は訪れる。

 

そう思うと

ただそこに「ある」ことに

感謝する気持ちが

じわーーーっとわいてくる。

 

それなのに。

 

「忘れたくない」とかいくら言っても

つい忘れたり、

見ないふりをしたり

ちゃんと表現しなかったり。

 

そういうことを

私たちはいとも簡単にやってしまう。

 

だから

できるだけ

今の感覚を自分に刻みたいって

思いました。

 

し、

 

忘れたらちゃんと思い出したい。

 

思い出してもう一度

自分のド真ん中に戻っていきたい。

 

「後悔のないように生きる」

 

言い尽くされた表現だけど

 

表面で受け取るのではなくて

 

それが自分がどうあることなのか

人とどう関わっていくことなのか

 

それを考え続けること、感じ続けること。

小さくてもアクションし続けていくこと。

 

人生の後半は

色んなことが

そこへ地続きになっているんだなと感じる、

今日この頃です。

 

花

 

美味しい梅を仕込みながら

今を味わいます気づき