偏差値の意味、考えたことありますか？

こんにちは。カウンセラーの齋藤　典子です。

中学受験には、偏差値が付いてまわりますよね。

偏差値の意味って、考えられたことは、ありますか？

まず、知識的な事として、模試を受けたり、学校案内を見てたりすると、「80％偏差値」「50％偏差値」と、出ていますが、意味は、ご存知でしょうか？

実は、私は長女の時、意味がわかりませんでした。

この意味は、「仮に同じ偏差値の子が、100人いたとして、合格発表後に調べると、そのうち80人が合格しますよ」という、意味です。

もっと簡単に言うと、この偏差値なら、合格可能性が80％ですよという意味です。

例えば、80％偏差値の場合、A校の偏差値が60だとすると、お子さんの偏差値が60あったら、A校に合格する可能性は、80％ですよという事になります。

意味が解ると、なるほどなぁと思いますよね。

大手の塾が、毎年作成している、四谷大塚や、首都圏模試の偏差値は、有名です。
合格の基準にもなっている偏差値、気になりますよね。

しかし、実際の入試の際は、決して、その時の偏差値だけで、合否は出ていない様に感じます。

よく、偏差値が志望校の偏差値に及ばなかったのに、合格できたと、という話を聞く事がありませんか？

逆もあります。

普段の模試の偏差値等を見て、塾の先生には、「ちょっと合格には難しい」と言われていて、合格なさるお子様もいらっしゃいます。

逆に「絶対といわないまでも、安心して行けるよ」と言われていたお子様でも、残念な結果の時もあります。

基準ではそのように、言われていますが、実際には何が起こるかわかりません。

偏差値を気になさるのも、基準としてもちろん大事です。

もっと大事なのは、「志望校に通いたい理由」を、しっかりと持ち、お勉強をしていくことだと、私は思っています。

偏差値は大事ですが、志望校への知識として、とらえる、そんな感じがいいのではないかと思っています。

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