著者: 金原 ひとみ
タイトル: アッシュベイビー
蛇にピアスで芥川賞を受賞した作家の第二段
「蛇にピアス」。作者が村上龍や山田詠美が好きだ(私と同じじゃん)と
言っているだけあって(あと大人計画好きも私と同じだわ)
似たような話(ストーリーではなく雰囲気)は沢山読んできたし
特別驚くような話ではないにもかかわらず、かなり印象的で
なぜか未だに「プレピア」??のCMにでてくる植毛した
お兄さんをみるとあの小説を思い出すんだよね。。(笑)
残酷だったりやばかったり、エロかったり。。
映像が浮かんでくるような小説なのだろう。
なんだかんだいっても、好きな小説だった「蛇にピアス」
今回は、うーーーむ。って感じ
奇をてらいすぎたり、こういう路線を意識しすぎてるんじゃないのかな??
いやらしかったり、過激だったり残酷だったりすることをただつらつら
書いただけでは、やはり読者は納得しないような。
飽きちゃうっていうか。
昔は大好きだったのに、自分が最近すごく落ち着いてきたせいか、この手
の本に興味をもって手に取ることが減ってしまったせいか。。
鈍っているのかもしれないな。
それでも
会話のはしばしに「好きです」を繰り返さずにはいられない主人公。
どうせ受け入れてもらえないなら、受け流してもらいたい、しまいには
殺してくれたらラクなのに。。
報われない相手に恋して、相手が拒絶もしないかわりに受け入れて
くれる見込みがないとき、自分が相手にとって毒にも薬にもならない
存在。都合よく扱われてるだけ、セックスだけの関係・・そんなとき。
行動は伴わないにしろ自分もそんな気持ちになる。
みんな心の根っこでこんな感情を抱えているのかも・・。






