荒野/桜庭 一樹
¥1,764
Amazon.co.jp

直木賞受賞後というものの過去の作品に加筆したものなのですね



過去の作品をいくつか読みましたが、ほとんどが少女といえる年齢の女の子が

主役の甘酸っぱいもの(設定には色々ありますが)多いのですが

こちらもその流れ。


自分の身体の変化(胸が大きくなったり、腰がくびれたり)やSEXという

行為を知ったときにも、この主人公の荒野のように、「いやだ、このままで」みたい

な気持ちになったことがないので(笑

なんていうか、年齢不相応?に子供っぽいな、とかそんな感想ばかりもって

しまった。

瑞々しいけれど、現実味がないというか?



ただ、この父親は彼女の小説ならではだなぁ~という男性ですね

線が細くつかみどころがないところが、私は好きで、赤朽葉家の夫であり

私の男の養父でもあり、この小説家の父でもあるんだな。

後妻の容子さんや奈々子さんなど大人の女についての描写はよい



次は書き下ろしか何かの、ほんとの新作を期待します