長い終わりが始まる/山崎 ナオコーラ
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人のセックスを笑うな。で結構いろんな人に認知度があがっているであろう

ナオコーラさん。

なんていうか、好きでも嫌いでもない、という位置づけで

でも新作が出るとついつい読んでしまっていたんだけれど。


以前に読んだ「論理と感性は相反しない」もレビューを書くの忘れてて

(というか、うまく書けなくてそのまま忘れたんだと思う)

この本を読んでそのことを思い出しました。


「カツラ美容室」はそうでもなかったんだけど

彼女の書く小説に出てくる女性は、いや主人公が女性の小説は

あまり共感できないかなぁ。

共感できるものがイイと思っているわけではないのだけれど

こんな女性いやだな・・っていう人ばかり

それがたとえば桐野さんの小説のようにわざとそう描いているんではなく、なんというか・・

作者そのものが影響しているのかな?と思わせるような


自分の主張や自分の能力を認めて欲しいという気持ちや

自分と違う人への強い反発や怒りなんかが。。。

どうにも読んでいて気持ちのよいもんじゃない。

そこからストーリーに発展があるわけでなし。


この二作を読んで感じることは

彼女は自分の小説に絶対的な自信を持ちつつも自信がなくて

世間や周りが思うように動かないことに苛立っている、というね

これだけ頑張っているんだ、ということを周りに押し付けるようなそんな感じ。

最近ananなんかでも彼女のエッセイが載っていたりするんだけど

私の好きなものではないんだなぁ。

まぁ小説はあくまでもフィクションで、作者そのものなわけないんだけどね。


ただ、デビュー作からして、彼女の題名のつけ方はすごくいいよね

「長い終わりが始まる」なんてとてもいいですね。

なので逆に中身のステキじゃない感じが際立つのかも。





論理と感性は相反しない/山崎 ナオコーラ
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