蒼井優ちゃんの久しぶりの主演映画

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最近邦画ばかり見ていますが、これはちょっと若い(いや、21歳なのでかなり若い)
物語なのだけれどすごく良かった。


蒼井優ちゃんが大好きなせいもあるのかな?


困ったように笑う、とりあえず流す、苦虫女をあぁいう風に演じられるのは
彼女しかいない。うまいです。
脇を固める俳優陣も豪華すぎずに、それぞれのいい味を出す

ピエール瀧さん、上手でした。



うまくいかないから、うまくやれないから、そんな自分がイヤで
転々としたところで、どうしたって人との付き合いは出来てしまう。
好かれることも。巻き込まれることも。恋に落ちることも。


過去の積み重ねで今ある自分は、逃げたところで離れられなくて・・



前半の受け流し感もいいけれど、やはり恋をしてからがいいですね。


終わりかたも私はあれでよかった。
若い頃の恋は、お互いの思い込みや足りない言葉ですれ違う。
二人はまだ若い、運命の相手じゃなかったっていうこと


前向きに再出発だ、とか自分を見つけた、なんてたいそうなことじゃない

一つの恋愛をしてちょっと成長した。

この先に、何か楽しいことが待っている雰囲気。




弟と公園で手をつなぐところが好き。映像もステキで
泣けました。



クスっと笑えるところもあるし、夏の暑さとは日差しの感じが良かった。

最近観た邦画では一番。