- 静かな爆弾/吉田 修一
- ¥1,365
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吉田修一さん、結構読んでいるのだけれど好きな作家さん
とまではいかない感じですが
Amazonのレビューを見てみると悪人との対比みたいなものが
書かれているのですが悪人を読んでないから(予約します)
わかんないなぁー
ただ、退屈じゃないですよ
読みやすいというのもあるのだろうけど、一気に読んでしまいました
主人公と響子という耳が不自由な女性との恋愛の様子は
静かながらも読ませます、そういうところは吉田さんらしくてうまいですね。
陳腐になりそうな設定なのに、そうは思わなかった
その彼女の静かさに、とまどったり恐れたりするんだけど、癒されてもいる。
それがわかります。
彼が(主人公が)取材している爆弾テロ事件とその恋愛を
「なんとなく自分は(自分たちは)大丈夫だと思っている」その不確かな確信には
何の裏づけもなく、脆いものだということ。
知っているようで知らなかった相手のこと。
必死で追っているうちに、その本質がわからなくなるところなどで
かぶせていきます。
最後に主人公は目的や経緯ではなく、自分の気持ちに「確信」を持つ。
よかったです。