土曜日に一人で見に行く映画は自分が見たいものを。
「ダージリン急行」に続いてはずれなしでした。
すごく面白かった。
邦題「ノーカントリー」
なんのこっちゃい?と思ったら「No country for old man」これで意味がわかりました
ジョーンズさんが主演という意味もね
彼のいつも一足も二足も遅れているところ、二人の攻防劇にまったく追いついてないところ
彼の周りだけを流れる古き良きアメリカな時間。
トミー・リー・ジョンズ、好きです。ジョージアのCMで知った人には、単に愉快なおじさん
扱いなのは悲しいけど。
面白い。っていう言葉は適切ではないけれど2時間強、ずっと集中していましたね
ベル(ジョーンズ)の語りを聞き逃さないように、これが肝なのかもしれない。
前半はダラっとするという意見もあるようだけど、私は前半からずっと面白かったなー
アカデミー賞受賞作だから、という期待はあまりないのだけれど
キャスティングだけでも、こだわってるなーという感じでイイですよね
エンドロールになって初めて、この映画には音楽がなかったということに気付きました
それがすごい緊迫感で惹きつけられていた一因だったのでしょうね。
唐突な終わり、ベルの困ったような悲しいような表情、父の夢。
コイントス・靴の裏・不条理。
前半で説明して、後半は説明しない、それでもわかるから。
ハッピーエンドなんてない。
人にお勧めするのは難しいかもしれない
好き嫌いも大いにあると思う
私にはとても楽しめました。
これが主題でしょ、とかこう言いたかったんだよ、と考えたり深読みすることをしないでも
映像と全編を流れる雰囲気、俳優人の演技、演出だけでもすごく楽しめますよ
納得です。
好きな映画です。

