- 感情教育 (講談社文庫)/中山 可穂
- ¥620
- Amazon.co.jp
最近中山可穂さんづいてますよね
でもなんか好きな作家になった。っていうことじゃなくて
続きものだったらそれをちゃんと読んで納得したいし
あと少し読んでみて、好きになるか決めたいとか
そんな感じで読んでます。
これは私小説ではないようである。そんな感じなのですね。
感情教育、という思わせぶりな言葉がでてくるのだけれど
物語の中でそれが生かせれているか?というとうーん、よくわかんないな。
作品ごとにまったく違うものを書ける人と、自分の経験したことしか書けない、という人
がいますが彼女は後者なのでしょうね。
異なる内容ではありますが、いろいろな設定や細かなところは
私が最近読んだものと、とても似通っていました
とりあえず三作一気に読んでみたけれど
うーーんしばらくはいいかな。
まぁ物語にするなら当たり前のことなのだろうけれど
自分に酔っているような、主要人物が内面ではなくルックスとか
そういう次元でいつもキレイで人を魅了するところが、微妙にナルっぽくて
嫌なのかも。