新世界より 上/貴志 祐介
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貴志さんの三年半ぶりの新刊、しかも書き下ろしです


図書館で本を受け取ったときには、すっごい分厚いなぁ・・・・と

ちゃんと読み終わるの?と不安にも思ったりしましたが

なんのその(笑

ほんとにあっという間に読み終わってしまいました。


SFというジャンルにはあまり詳しくないのですが

ググっとはまりこんで読めました。

読み始めてハリポタみたいだ!と思っていたらAmazonのレビューでもかかれている

方が多くて(笑)あー感じることはみな一緒だな。と。

きっと映像化したら面白いんでしょうね。


面白い、という点では高得点ではあるのですが、素晴らしい本だったか、とか

そういう点では「?」です

エンターティメントなのだからそれでいいのでしょうけどね。


知らない生物、知らない言葉、習慣などをそのままハマって想像して

読める人でないと、説明ばかりが多い割りに物語りにあまり必要ではないものも

あり、途中ダラっとしてしまうと思います


幸せで安全な暮らしを満喫している恵まれた子供、と思われていたものが

人権を得る年齢を遅らせ、大人たちの徹底管理の場であったという事実

この辺は「私を離さないで」っぽい雰囲気ですねー。

そして血塗られた人類の歴史。

バケネズミたちの反逆。

山場がたくさんあるので、飽きずにグイグイっと引き込まれたのでしょうね。


ずっと人々とともに物語に登場し続けるバケネズミの正体(?)

が最後に明かされたときには、あぁそれで・・と思いましたね。

前巻でニセミノシロモドキが語った歴史と、うまくつながっていき

新世界、と呼び得る理由がわかるというか。


これだけ長い本を一気に読ませるのはさすがです。

私は十分楽しませてもらいました

次もこのくらいの長編を期待します。





新世界より 下/貴志 祐介
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