- キュア cure/田口ランディ
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ランディさんの最新作ですね。
彼女はシャーマンの話など、なんというか魂で感じること、のようなものを
書くことがおおくて短編集の「ソウルズ」はすごくいいと思った
こちらは、難しい問題提起でもある本だと思います
以前職場のお昼の時間、乳癌の疑いがある(あった)しこりを胸に持つ
わたし。
「最近、検査とか行っているの?」と聞かれ
「行ってないんですー」と。
すごく怖いんだけど、検査を受けることでより怖い
実際、癌になったらきっとすごくもがいてなんとかしていきたくて必死に
なるのだろうと思うけれど。
今の(ある意味無責任で思うこと)気分でいうと、闘病をし乳を失い(または傷つけ)
髪を失うかもしれない、職も失うかも。
夫にも家族にも心配と迷惑をかけ。苦しんでもがく。
初期の乳癌は壮絶なものでなかったとしても、今まで健康できた自分には
計り知れない闘病生活になるであろう、ということが容易で想像がつく
それに打ち勝つ気力があるように思えない。
「医者も、絶対に勝ちましょう!治しましょう!っていう勢いがすごくて
なんていうか、そっとしておいてくれよ、とかもうそこまでして
生きていたくない、とかそう思うことが許されない感じが日本の医療だよね」
ほんとにタイムリーにそう話していた次の日に図書館から届いた本
ここにも、同じようなことを書くくだりがあって、
あぁーほんとそうだ。と。
自分で選ぶ治療はなく医者の判断でガンガン切られもすれば
諦められてしまうことも。
それがある意味当たり前で仕方がないと思っていることも、この国らしいなぁーと感じた。
がん細胞のいる(?)環境を急激に変化させ、彼らを生きにくくする
という方法は、とても有効のように思えた。
病は気から。というのは本当だ。
ただやみくもに、ダメなところは取りましょうというだけでいいのか。
病気に対する対峙の仕方を考えさせられる本