ゴールデンスランバー/伊坂 幸太郎
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超話題作、ゴールデンスランバー

ようやく長い図書館待ちを待ちに待って

読み終えました。



面白かったですね

主人公が今置かれているどうしようもなく残酷・冷酷な状況と

学生時代の何気ない温かみのある日々との対比が

結果どちらをも際立たせていてうまい。


誰も信じられない、信じてはいけない状況の中でも

彼は「信頼」という言葉を使い、忘れず、数少ない味方を

増やしていく

そして一握りの絶対に信じられる仲間と家族に遠くから支えられて強くなる


安易に味方になる人が多いのはご都合主義という方もいると

思うけど、私の中では末端の人たちが(自分たちが)情報や政府に踊らされず

自分が正しいと思うものを見極めている様が心地よく、これからそうでなければ

いけないという意味も込めて助っ人の存在は有り得ると思えた。

また、自分のできる範囲で「ここまでだ。あとは自分で何とかしろ」という

助け方もイイ


今度こそは、今度こそはと思うところすべて覆され、追い詰められていく様は

緊張感もありグイグイ引き込まれていく。

この話をどう終結させるんだろう??と

思いながらだったので最後の最後(こうやって生き延びた)だけは

微妙な違和感だったかな


どうにもならないままに、終わって行くのだろう、と、

そして自分の中に消化できな思いと、小さな危機感を灯してくれるの

だろうと思っていただけにラストの収まりは、まさにエンターテイメント

で都合がいいな。と感じたのかもなぁ

またそこが、単なる善良な一市民が、犯人に仕立て上げられた、という話ではなく

しかもそれを逃げおおせた。というエンターティメントなのだろうね


つづきが読みたくて読みたくて、あっという間に読んでしまった

彼の中では1位か2位。

魔王&呼吸をもう一回読み返さないと順位がつけられない(笑)