約束の地で/馳 星周
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直木賞候補にもなっていたんですよね?

この作品


確かに今までの(とはいえ最近のは読んでないけど)馳さんとは違った

語り口というか、新境地といえばそうかもしれませんね

自分の中でも、こんな風かな?と思っていたのをはずされたような感は

ありますが。いい意味で裏切られた、とかそこまでではないかな(笑


うまくなっていたり、大人になっていたり(自分より年上の人にすみません)

とかするのかもしれないけど、こじんまりとまとまってる感も否めない

勢いみたいのはなくて(本人も求めてないと思うけど)、うーーん。って

ところも


今までの作品は自分とはまったく別世界の、フィクションとしてそのギリギリ感を

味わって楽しい(?)みたいな感じだったけど

今回は、リアルに描いてて、でもそこまでに至る(事業に失敗して、父の守る家族の墓を暴くとか)

経緯が微妙に浅くて感情移入できないようなところも。

逆に骨を集める少年なんかは、うまいなーと思ったけど。



ずっとこの路線にするのかなぁ。

上手だけど、彼じゃなくちゃっていう感じのしない本でした。