- 犬身/松浦 理英子
- ¥2,100
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これはねー、面白いです。
犬になりたい、犬のようにかわいがって欲しいという願望をもつこと自体
はそこまでレアなことではないと思うんですが
実際、狼(?)によって犬にしてもらえちゃうっていうところがねー
松浦さんならでは、ですよね
私も主人公には負けますがかなりの犬好きなことで
ほんとわかるんですよね(笑
その部分も大きいと思う。
梓のドロドロした家族関係はどこまでいっちゃの??っておもった
し俗っぽくてなんだかなぁーだったけれど、最後の朱尾の心意気と
再会に前向きな幸せを感じられてとてもいい読後感でした。
そのラストがなんか意外だった。ラストは悲しいとか衝撃とかそういうふうに
持ってくのかな?と思って読んでいたから
犬と人間の関係はある意味独特で深く、変えがたい、というところを
すんなり理解できるので違和感なく、とても楽しめた作品
松浦さんの本は若い頃に、結構自腹で買っていたのだけれどすごい好きか?
と聞かれると微妙だったし、読みやすいという印象もなかったのだけれど
これは、小難しくも回りくどくもなく読みやすかった!
読みやすいということは、私の中で面白かったということです。
とてもお勧めです。