ロック母/角田 光代
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角田さんの短編集です

最近のものではなく一番古いものは1992年。

お蔵入りにしていたもの(本にするまでもないと思っていたもの)まで

加筆せずにきっちり収録されています


最近の彼女の本は、ほんとにすべてすばらしくツボど真ん中の感じ

なのですが(薄闇シルエット。八月の蝉など)

この短編集はすごいですね。


重いです

明るい感じはなくて、家族とか恋人とか夫とか身近な人間に対して

感じるきれいごとではない感情

そんなものをまっすぐ書いてる

14年の月日を経ているのですが、根本的に流れるものをは共通

しています、そういうセレクトなんでしょうね



が、やはり年を追うごとにうまくなってますよねぇ。

後半3編がいいですね。

表題作のロック母がやっぱり一番かなぁーと思うのだけれど

父のボールも良かった。


改めて才能を実感させられる短編集であり、忘れていた角田さんの

別角度の魅力を思い出すものでもありました


よいです