恒川 光太郎
雷の季節の終わりに

いやぁ~、読んでいる間夢中になりました

久々にヒットだなぁ、一気に読んじゃいました。


同じようなことを前作の「夜市」 でも書いてますね(笑)

恒川さんの書く、独特な世界と登場人物の佇まい?は

私にとって、とてもツボのようです


なんていうか。。上品なんですよね


今回は長編ですね

前作(二編)、どちらも幻想的なこの世のものではない世界が

出てきましたが今回も魅力たっぷりです

深く考えることなく、そんな世界があるのだろう。と

特に前半は引き込まれましたねぇ~

「雷季」のほんとうの意味をナギヒサが語ったときの衝撃

あぁそういうことだったのね。

と賢也と同じようにショックを受けました。


それぞれの登場人物に別れて一章ずつ話を紡いでいくのですが

それが徐々にからまりあって、過去と現在が交差し、あぁこの人が。。と

理解していくところがまたいいです。

逃げてからの「風わいわい」と賢也の対話

そして時間軸がずれての、風わいわいの悲しい過去

なんか優しいんです

心のつながりとか約束とか、そういうのを大事にしているんです

彼の話はいつも。


今回は大ボスともおもえる(笑)最悪な敵がでてきたりもするんだけど

流れる雰囲気は変わりません。


いいなぁ、

ほんとに独特で、好きです。

どっぷり、この世界にハマってしまいます。

二作目で、たまたまではなく才能を見た感じがします。


次作もほんと楽しみ