伊藤 たかみ
八月の路上に捨てる

芥川賞受賞作ですね

今回は、受賞者なし。になりそうなところ、ギリギリ受賞という感じのよう

選考者大絶賛というわけでもなさそう(文藝春秋、参照)


私は嫌いじゃないです

なんとなく、流れに任せて不本意に結婚してしまうところ

そして、ほどなく来る離婚への流れ。

お互いをキライになっていく過程、そして相手を好きではなくなってからの

共同生活の冷め具合

リアルに感じました。

知恵子の気持ちも言動もわかる。

物語自体は、結局何?というものであるけれど、今ってそういうの多いですよねー


魅力的な登場人物がでてこない

一緒に仕事をしている水城さんに、下品な感じもしてイヤだったけど。

まぁ主人公もイヤですね(苦笑)


芥川受賞作では、ゲルマニウムの夜とかハリガネムシとか蛇にピアスとか

あくが強くて個性的でっていうのと(でも私は好き)

パークライフとかグランドフィナーレとか、わかんねーなってのと・・

こちらはアクは強くないけど、なんていうか具体的に言いたいことがあるわけでなく

感動するわけでなく、雰囲気で読ませちゃうところは

やはり芥川賞っぽく感じましたね


全然悪くはないです