唯川 恵
100万回の言い訳
「知り合った頃、この人の恋人になりたいと思った
恋人になったら、夫婦になりたいと思った
夫婦になった今に、次にどんな関係になればいいのかわからない」

ここに惹かれてつい借りてきました

スイスイって読めちゃいますね。


38歳、結婚して7年うまくいっている。子なし。

仕事で弱気になったときに、子供が欲しいと思い出した妻

快諾したものの、今の生活を変えるのは?と腰が引けてきた夫。


最初の流れは、おっ、なんか面白そう!という感じだった


が、その決めの日(排卵日か)にマンションが火事になり

一時的に別居になり、お互いに夫婦の関係を壊す気はないままに、他の異性と

つながりをもつ・・・


どんどんつまらない展開になってきて、しかもすごく都合よく主要人物が

全員集う場面があったり。

なんだかなぁ。


ストーリー自体は、想像ができるし、あまり目新しいことはないのだけれど


別居して実家にくらしていても、どこかくつろげない。

もう自分の居場所ではないと実感するところ。

そして、今恋してる相手と逢い、ベットでするべきことをしたあとに

「玄関を開けたときに我が家の匂い、いつも使う入浴剤の風呂に入り、いつも使う洗剤の

匂いのするタオルで身体をまとい、もうひざが出てみっともないけど着心地だけはいい

コットンのスエットを着て、自分の足の形そのままにくたくたになった室内履きを引っ掛けて

ソフェにごろりと横になりたい」

と思い、家に帰ることを望んでいる自分に気付くこと。


このあたりは、よくわかってるなぁ~と。


家を出て、家庭をもち気付かないうちに自分の家はそこになっている

そういうのよくわかる。


夫との関係は、もう恋だの愛だの。そういうものではなくなったけど

それでも別れを考えず、パートナーとして、意識しているわけではなく自然に心にある。


お互い浮気して、そんなことに気付くのも、ほんとありきたりすぎて

どうだかなぁーとは思ったけど。

主人公の思うことは共感できた。


でも夫婦になったあと、どういう関係になればいいのか?は

結論はでないまま・・・・だな。