
- 著者: 長嶋 有
- タイトル: 猛スピードで母は
さきほどまで読んでいた本です
これまた母一人で男の子を育ててる家庭を息子の目から
書いたおはなし。
最近のお母さんは、ぶっ飛んでて自立してるなぁ~と
感心(笑)
なぜか、手に取る本がかぶってしまう。
私は表題作ではないほう「サイドカーに犬」
が気に入りました。
こちらは女の子の視点で書いたひと夏の「父と父の
愛人」との思い出を書いたものです。
口うるさくて生真面目な母。母が突然出て行って、いきなり
若い父の愛人が世話をしにやってきてくれる。
彼女はおやつをいくらでも食べていいし、
何時まで起きててもいいし
好きなコーラも思いっきり飲ませてくれる。
自由で開放感のある夏休み。
そういうのって、私にも思い当たるフシがありました。
母の妹、叔母さんの家に夏に泊まりに行く時はいつも
こんな風だった。
一人で泊まりにいって、何泊でも泊まってられた。
でもでも、私の家。早く寝なさい!これは子供はちょっと
しか食べちゃだめだよ。歯を磨かないで寝てはいけません。。
と面倒くさいことばかり言われる我が家に帰ってくると
落ち着いた。
私は今、姉の子供。甥姪と一緒に暮らしている
(我が家が二世帯住宅のため)。
甥と姪にとっても私は大人の友達のような、大人でも
子供でもないような。
とても自由で楽しい叔母さんであろうと、容易に想像できる。
やはり、自分の子供。とならないと無責任に甘やかして
しまうんだろうなぁ~。なんて。。
主人公の、口うるさくて勝手に出て行っちゃったけど、
絶対嫌いになれない。
いなくなって寂しいは実感できなくても、やっぱりどこかで
待ってる。
母親に対するそんな気持ちがよくわかる。
父親のぶっ飛びぶりも面白かった。
こんなお父さん、面白いけどちょっとやかも?(笑)
なんて思ったりして。
スイっと読めた一冊。