著者: 瀬尾 まいこ
タイトル: 卵の緒

スイスイ読めて、心が暖かくなって、そして涙が出そうになる。

とてもいいお話です

二つの小説がはいっているけど、どちらもよかった

子供の視点で子供の悩みや苦労、そして家族の暖かさを

書いている

家族って血のつながりで出来上がるもんじゃない

一緒にいること、相手を愛していること、これが家族を作る

素なんだ。

自分は捨て子なんじゃないか??と疑問を持っている小学生の育夫

実際、女手で一人で育ててくれた大好きなお母さんは血のつながりがない

と知ることになる。

彼女のゆるぎない深い愛情は本当の(?)お母さんなんかに

ぜーーんぜんひけをとらないけどね。

彼女が育夫を引き取る経緯はありえない設定ではあるものの

なんか、よかった(すみません、アバウトな言い回しで。。)

重い話のようだが、ユーモラスでかわいらしく、話は進んでいく。

こんな風にわが子を愛して生活できたらいいな

自分も母親になるときにはこんな風に子供を愛してあげたい

そして素直に自分も恋愛していたい。

何の気なしに借りてきた本の中にこんなヒットがあるから嬉しい

とてもよかった。

追伸。作者のあとがきもよかった。

この二つの小説を書いた作者の気持ちが、君子と育生。七生と七子につながって

いつんだなぁ。