いつか足を止める日を思う。いつか夢を追いかけて駆けた日々から、足を止めるとき。ここが最終ステージだと、思うんじゃなく、そうしようと思えるとき。共に速いスピードで進んでくれていたものが、少しずつ、ひとつひとつ、自分と一緒にその歩幅を緩めるとき。そんな不自由に縛られるとき。その日のために、泣きそうになりながら、笑いながら、生きているのかもしれない。