紋も
もちろん同じ気持ちです
愛情深い紋だからこそ
いつも自分よりも
相手を思いやります
花に対しても
自分よりも相応しい相手がいる気がして
なりません
素直にその気持ちを
花に伝えました
すると
花はキッパリと言いました
『私にとって容姿は単なる器に過ぎません』
『見えない私に器はないに等しい』
『だけど、その中に入っている
"その人"を感じることは得意なんです』
『求めるのは器じゃなく、あなたという人』