さわやかな名刺 その5 | 非電源開発のボードゲームブログ

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電源を必要としないボードゲームを遊んだり、時たま作ったりしている
『非電源開発』というサークルの卓上遊戯に関するブログです。

複数人で運営しているため、執筆者も複数人出現します。

対戦型カードゲーム『さわやかな名刺』のマニュアルなお話。
(↑ここを太字にしないと、何のゲームだか判らないので)

我々、非電源開発がボードゲームを遊ぶ時、
最初のハードルとなるのが「マニュアル」。

マニュアルが解読困難なため「プレイ回数0」という不遇な作品も
いくつか存在しました。
「プレイ回数1、おそらく間違った解釈で」という作品もしばしば。

マニュアルはクリエーターの意図をユーザーに正しく伝える最初の手段であり、
熱心でないユーザーからすれば、最後の手段と思われます。

ユーザーとしての経験を踏まえ、我々は「わかりやすいマニュアル」をモットーに
初めてのマニュアル作成へと挑みました。
(そして、何のゲームだか記すのを全員で忘れた)

既出画像もありますが、下のような感じでマニュアルスタートです。

さわやか2 

まずはゲームタイトル。および、プレイ人数とプレイ時間。
コンポーネントのリスト。


次のページにはゲームの【準備】をイラスト入りで説明。

さわやか3 

人を食ったような始まり方をしています。
当たり前過ぎること(むしろ読まなくても良い部位)を冒頭に持ってくることにより、
読み手の「マニュアル解読モチベーション」が加速します。



さわやか4 
誰かが遊んだことのあるゲームならば、その人から教わるのが早いです。
準備もゲーム手順も。
準備すら完遂しなかったゲームへ鎮魂歌を捧げるが如く1手順毎に「わかりやすく」。

さわやか5 

例えば活字のみで、

「スペシャルカードをシャッフルして、ランダムに1枚ずつ手札に加える。」

とか

「スペシャルカードをランダムに1枚ずつ手札に加える。」

でも通じるとは思います。

それでも良さ気ですが、「クリエーターのエゴ」や「伝えることへの怠慢」が
含まれてしまうと考え、「1処理 = 1センテンス」として迷い無くゲーム準備が
整うようなマニュアルにした次第です。

何を偉そうなこと(分かったようなこと)を書いているのでしょうか、私は?

マニュアル【対決】編につづく。

文責 : コヨシ