(↑ここを太字にしないと、何のゲームだか判らないので)
我々、非電源開発がボードゲームを遊ぶ時、
最初のハードルとなるのが「マニュアル」。
マニュアルが解読困難なため「プレイ回数0」という不遇な作品も
いくつか存在しました。
「プレイ回数1、おそらく間違った解釈で」という作品もしばしば。
マニュアルはクリエーターの意図をユーザーに正しく伝える最初の手段であり、
熱心でないユーザーからすれば、最後の手段と思われます。
ユーザーとしての経験を踏まえ、我々は「わかりやすいマニュアル」をモットーに
初めてのマニュアル作成へと挑みました。
(そして、何のゲームだか記すのを全員で忘れた)
既出画像もありますが、下のような感じでマニュアルスタートです。

まずはゲームタイトル。および、プレイ人数とプレイ時間。
コンポーネントのリスト。
次のページにはゲームの【準備】をイラスト入りで説明。

人を食ったような始まり方をしています。
当たり前過ぎること(むしろ読まなくても良い部位)を冒頭に持ってくることにより、
読み手の「マニュアル解読モチベーション」が加速します。

誰かが遊んだことのあるゲームならば、その人から教わるのが早いです。
準備もゲーム手順も。
準備すら完遂しなかったゲームへ鎮魂歌を捧げるが如く1手順毎に「わかりやすく」。

例えば活字のみで、
「スペシャルカードをシャッフルして、ランダムに1枚ずつ手札に加える。」
とか
「スペシャルカードをランダムに1枚ずつ手札に加える。」
でも通じるとは思います。
それでも良さ気ですが、「クリエーターのエゴ」や「伝えることへの怠慢」が
含まれてしまうと考え、「1処理 = 1センテンス」として迷い無くゲーム準備が
整うようなマニュアルにした次第です。
何を偉そうなこと(分かったようなこと)を書いているのでしょうか、私は?
マニュアル【対決】編につづく。
文責 : コヨシ