NT8月号イラスト製作過程&私とアニメとイラスト
今回、月刊ニュータイプ8月号で掲載されたイラストの
製作過程を写真に残していたので紹介してみたいと思います
私は投稿イラストを描く時、アナログ仕上げです。
昔は少しCGも使っていましたが、やっぱり手描きの楽しさや
官製ハガキに下書きしたものをペンを使ってペン入れしています。
学生の頃は丸ペンとか使ったことがありますが
あまり上手に扱えなかったので大人になってからはこういうミリ
ペンを使って描いています。
愛用はサクマ・ピグマやコピックマルチライナー。
昔から大好きで、0.05~0.1、0.3くらいを駆使します。
私は子供の頃から筆圧が強い為、0.05なんかはすぐにペン先が
潰れるので何本もストックしています。
・・・余談ですが中指のペンだこと親指が曲がっちゃったのは3歳の
ころから絵を描くのが好きだったかららしいです(´ω`)ゝ
他の紙に大まかなレイアウトを考えてからハガキに取り掛かること
もありますが、不精なのでいきなり描くことが多いです^^;
主となるキャラから色付けすることもあれば、全く関係ないところ
から塗り始めることもしばしば・・・^^;
でもいつも決めているのは「肌色」→「目」という風に仕上げています。
キャラごとによって肌の色を若干変えたり、男性と女性の区別を
つけることも。
画材はコピックスケッチと色鉛筆で重ね塗りして設定資料の色に
近づけることを心がけています。
・・・最近のアニメの柔い感じがなんとも難しいんですよねっ
仕上がりはこんな感じです。
イラストは送ると返却されないですから、下手だけど一生懸命
描いたものは手元に残しておきたいのです
一番気をつけることは、2ヶ月前くらいに描くので「季節」を考える
ということです。
これは20代の頃から気をつけていました。
最近はできるだけたくさんのキャラクターを盛り込むことで楽しさ
を表現できるように工夫しています。
キャラクターの性格や声が聞こえて来そうなイラストに仕上げる
ということを心がけています。
最近は若い方達がCGに慣れていらっしゃったり、交流できる
サイトなどが多いですね!
私は恐れ多くて、陰で覗いて楽しんでいるくらいですが早く皆さん
のように上手にかけるようになりたいなって思います。
絵を描くことも、いろいろな職業と同じでペンをいったん置いた時間
が長ければ長いほど、感覚が元に戻りません。
丁度、イラスト投稿を再開して1年ちょっとになりますが、まだまだ
やっと感覚が戻り始めた??くらいでして・・・。
それだけ、まぁこの歳になって再開するのは難しいということです。
(若い方は大丈夫ですよ~^^ 安心して下さいね!!)
こうして20代の頃親しんできたアニメ誌で、イラストを再び取り上げ
て頂ける事にとても感謝しております。
数年前、病気で人生真っ暗になっていた時に、私を救ってくれた
アニメ。
そして、イラストを描くことを再開したことで「生きがい」を見出せる
ようになりました
完治しない病気を患っている私は再発もせずに平和に暮らせると
思っていた矢先、さらにこの病気最大の病名を告知されましたが
それでも頑張れるのは「大好きなアニメを観ること」と「絵を描くこと」
そして「ブログや雑誌を通じて皆さんが応援してくれること」です。
今回も昨日、痛みで倒れてしまいイラストを描くことができなくなる
のではないかという不安に駆られましたが、なんとか無事に仕上げ
ることができました。
まだあと1誌描く予定ですが、渾身の力でえがきたいと思います