定刻通りのスタート。
流石です。
目の前に本人がいる。
何とも不思議な感覚で、
俄かには信じられませんでした。
結論から言うと、
中島みゆきは中島みゆきだった(笑)
歌い方も喋り方も、テレビやラジオで見聞きするあのままだった。
歌と喋りのギャップは、本人も仰る通り。
彼女の世界観は広く、
何度聞いても理解を超える。
その理解できないところに惹かれて
更に深みにはまっていく、と言うか。
聴いていても、小説を読んでいるような、
芝居を観ているような感覚になる。
根底には、優しさを感じる。
節々に感じる生命の重み。
彼女の父(故人)が産婦人科医だった事は、影響していると思う。
歌にテーマがあり
構成も丁寧に練られていて、
トークも上手い。
休憩はさみ2時間のステージで、
有名どころの曲は2曲のみ。
序盤の「銀の龍の背に乗って」
とアンコールラストの「地上の星」。
「地上の星」、凄かったわー。
音が鳴る前から、曲の世界に入り込み、
圧巻でした。生で聴けて幸せ。
やっぱり大好き、凄かった。
目の前で観たけど、遠い存在だと感じた。
又、会いたいなー。