EP.09 『3つの悲しい愛』

 

血だらけになったカイをサードが見つける。

カイは意識が朦朧としながらサードへの精一杯の言葉を伝える。

「言いたかった、ごめんって」

 

『俺はいつもわざとワガママになっ自分の心を守っていた』

 

ワガママを言っている自覚はあったんですね、自分が傷つきたくなくて、相手を傷つけている自覚はあったんだな。

何にも真剣じゃないから、傷つかないし無敵だった。

でもサードを好きだと気づいて、そんな過去の自分を悔いている。『今は死ぬほど心が痛む』

 

カイを抱いて自分も血だらけになりながら、為す術もなくただ泣き叫ぶサード。これサード、トラウマになりそう。今またサードを傷つけていることに、カイは気づいているのかな。

 

病室で目覚めると、トゥとボーンがいた。2人はいつものからかいモード。そこに現れたサードのシャツはまだカイの血にまみれている。

 

遅れてきた両親が笑っているところをみると、カイの怪我はたいしたことはなさそう。仕事があるからとすぐに帰ってしまう。両親もサードに面倒見てねって気楽に頼むなあ。骨折している人の世話って結構大変だと思うけど。

 

サードへアンから電話がかかってきて、カイはまた切ない表情をする。

トゥとボーンはカイから、アンとのことに嫉妬して、寝ているサードにキスをした話を聞き頭を抱える。

アンとのことは勘違いかもしれないから、確かめようとする2人。

この2人が何かを計画すると嫌な予感しかしないな…笑。

 

サードのスマホを借りて、チャットのロックを勝手に外そうとする…とかこの辺りのノリがやっぱり苦手だわ。

 

結局サードのスマホにはアンとの親密さを決定づけるものはなかったようですが、それを調べていたことはサードにバレてしまいました。っていうか。この軽いノリがあんまり笑えないけど、まあサードとカイの会話だけだとあまりにも殺伐としてしまうからなー。

 

 

トゥはリンのカメラマンを務めているようですね。

別れたばかりでもう次の彼氏?と友人達にからかわれながらも、リンも満更でもない様子。トゥも嬉しそうにしているけど、リンのおすすめの店は以前アンに連れて行ってもらった店で、そこで誰かと食事するアンを目撃して動揺する。

こう見ると、もうはっきりトゥはリンからアンへと心揺らいでいたんですね。初見の時は随分唐突に思ったけど。

 

 

カイの退院の日のお迎えは、サードが両親に頼まれて来てくれた。

サードが甲斐甲斐しく世話してくれる事に、カイは嬉しさを隠せない。そうか、カイは12時ぴったりに食事しないとダメなんでしたね。

そこをそんなに気にしてくれるのは、やっぱりサードしかいないよね。

だけどカイはサードの手伝いを断る。

『吹っ切ろうってのに、どこまでいい奴なんだ』

『俺は怖い。期待してしまう』

 

1週間経って、カイはサードを避けているようですが、勉強会の為に4人集まって、その場にサードはアンを呼ぶ。

不自然な態度を取ってしまうカイ。アンの登場にも穏やかでいられない。

 

カイの怪我の状態は良くなっていない。ひとりで大丈夫、とサードの手助けを断りますが、サードは心配でならない。

シャワーを浴びるカイを手伝うと言う。

 

カイとしては嬉しいけど困る状況。

たくさんある傷に、痛かった?と聞くサードに対して、

「あの日にお前に比べれば、俺の傷なんて…」

 

カイが反省していることは、伝わっているとは思うのですが。

 

その後は以前のように、軽口を言い合いながらじゃれ合う2人。

久しぶりの可愛い2人がめっちゃ嬉しいな…ぐすん

 

『これが俺の精一杯だ』

『前みたいに良い友達でいよう』

『たとえ想いを押し殺してでも』

これもサードがずっとそう思っては苦しんでいたこと。

前半苦しむサードを散々見ていますので、いや無理だよ…それは無理なんだよ、と言いたくなると同時に、その気持ち、ようやくカイは理解したんだな、そして同じ苦しみを少しは味わえばいいんだ、という気持ちにもなるにやり

 

 

トゥはアンの事が気にかかり、ボーンはパーンの事で忠告を受けて落ち込む。ギャング達はみんな本気の恋には苦戦していますね。

 

パーンの結婚式で流す映像をボーンが作ることになった。

酷なことをさせるなあ。パーンは好意に気づいていないとは思えないけど、まあ子ども扱いなんですかねえ。

それほど本気にとは思ってないのかもしれない。

 

 

中間テストが終わって、みんなでパーティ。なるほど、この学部はかなりイケイケな集まり。

「当てはまりゲーム」「連想ゲーム」とかって、ただの暴露大会ですけど。そして罰ゲームが酒の一気飲み。

このノリ本当にダメだわ。全員が強制じゃないだけマシか。

 

それぞれの想いが交錯して、みんな複雑な表情。

チェーン先輩、状況わかっててわざと混ぜ返しているのか?天然だったら鈍すぎる。

 

アンへの想いに混乱しているトゥにリンが話しかけて来て、そのままの勢いでトゥはリンへ告白する。

あーもー最低。このシーンめちゃめちゃ腹立ったわ。

白い光の中リン綺麗ですけどね。水滴るトゥも。2人とも綺麗。

 

そしてサードはプレーウとも会う。学校をあげてのパーティなのかな。気まずくてすぐに立ち去ろうとするサードをプレーウが引き留める。

 

チェーン先輩に「好きな人に嘘をつかれたら許しますか?」と話すサード。

「何回も続いたらどうですか?」

 

「善意のウソなら許してもいいと思う」

 

話の途中でケンカの騒動が起こり、サードとチェーンが駆けつけると、カイがアンを殴っていた。

 

トイレでアンが女の子とイチャついている姿を、カイが目撃してしまったようです。サードが二股かけられている、と思って激高した。

 

サードとアンは本当に何もないようで、カイが何にそんなに怒っているのか、わからない。

 

「なぜ僕に構う?」

「嫉妬したから」

「なぜ嫉妬する?」

 

「好きだからだ」

 

カイは勢い任せに告白してしまった。絶句するサード。

すぐに嬉しい、とはならないでしょうし、でもおそらくもしかして、と感じるものもあったと思うから。

なんとも言えない良い表情をしますよね…。さすがだなー。