「彼が死ななかった本当の理由」

昔ね〜ナーシングホームに勤めていた時に


不思議な出来事がよくあって。。。


それはね〜亡くなる時のジンクス、


たいてい全く友達でもない3人が


同じ週に亡くなる事が多かったんでしゅ〜💦😅


怖いよね〜だって3人いっぺんが亡くなるって〜


サダコちゃまもびっくり〜😅


クルぅ〜きっと来る〜って世界ぢゃん💦


あ〜んノンちゃんチキンなので←(臆病)


オバケはやダァ〜笑笑🤣🤣🤣

そう〜介護士時代は不思議な事が


いっぱいあったんですよぉ〜笑笑


キョワイ〜😅😅😅

で新人だった時にね〜どうしても


苦手なおじいちゃまというのが


お一人いらっしゃって、


彼の名前はビル←(仮名)

このビルおじいちゃま、ずっと


アーミーにいらっしゃった、自衛官でして、


シュワちゃんびっくりのコマンドーかつては、


バリバリマッチョのスペシャル


指令官だったのです❣️

強くて弱い物が大嫌いなビルちゃまは、


なんと❣️ものっすごい色情魔に


とりつかれていっらしゃったんですよぉ〜😥

ナースのお尻はさわるわ、


朝から晩まで、マスターベーション。。

それは、、それは、、、おっぞろじ~~~ 


光景だったんです😅

ノンちゃんは、新人だったせいか


ビルの担当になってしまい

内心、、全然ハッピーぢゃなくて、


そんなビルを見ると、いつも顔が


引きつっていました😅

だから〜それを悟ってか???  


ビルは、私が嫌がることを


よくしてきました。。。。

ノン;『ビル。シャワーあびるわよ。


はい〜ちゃんと立って〜 』 

ビル『心配ないよ。。あそこは、


もう立ってるから~~』

ノン『 はいはい、すごいすごい!ビル。


体を洗うんで冗談ぬきで立ってちょうだい。。』

ビル『 オッケーぢゃやさしくしてくれよ~~


ほらここ❣️もっと洗って泡で


こすってくれなきゃ落ちないよ、』


と私に性器を差し出してくるのでございます。。

シャワーのお湯を向けると、、、

ビル『 あつっ~なにするんだっ!!


あついじゃないっか!!』

私は37度のシャワーを、彼のほこるいちもつへと


かけていました。オージーは36度設定なので


日本人の40度のお風呂に入れる皮膚からすると


37度はぬるいけどビルには熱かったようです😥



だめなんですぅ👎


ど~も思いっきり嫌な態度をとってしまう


プロフェッショナルなのに、


あるまじき行為、、、、(汗)

私は心から大嫌いなタイプなので 


毎日が苦痛でした。。。

そんなある日。。。ビルちゃまの奥様と


お話いたしました。。

奥様:『 私とビルが知り合ったのは、


もう70年も前のこと、私が18歳のとき


彼と知り合ったの。で、彼はすぐ戦争で


外国にいってしまってね。


10年も帰ってこなかった。。


彼はもう帰ってこないんじゃないか。。


と諦めてたころ、彼が戦争からやっと


帰ってきて、その時に彼がプロポーズ


してくれてね〜嬉しかったわ〜💕


あれからもう60年。彼とそんな長い月日を


過ごしてきたのね。』




ノン『 すてき❤️どんなに離れていても、


やっぱりビルの心は、あなたから離れることは


なかったんですね。。。そして、知り合って


70年、、結婚して 60年??すごいなぁ 


そんなに月日を一緒にお過ごしに


なれたなんて、、とっても 


ロマンティックです💕💕💕』




奥様:『 彼は、ずーーっとまじめで、


すごく何にでも厳しい人だった。。


だから、彼が痴呆症になってしまったとき、、


私もどうしていいか。わからなくて💦』

そう言って奥様は涙ぐんでしまった💦


ノン『さぞ つらかったでしょ。でも奥様〜


あなたのせいじゃないわ・


ビルは快適だと思う世界に行くことを、


彼が選んでしまったのだから。。。』




奥様 『 ありがとう。そう言われると心が


楽になるわ。。』

そんなことを奥様とお話したことが、


きっかけで、、、


苦手だったビルおじいちゃまだったけど。。。

すこし お話してみよう。。


そう思えて来ました🌈

ノン『 ビル。あなたの幸せだと


思うことってなに??』



ビル『 そうだな~ここを触っていると


気持ち~~い~んだよ〜笑笑


君も触ってみるかいっ?? 』



ノン『 遠慮しとくわ。なにがあなたを


そんなに不安にするのかしら??』



ビル『ここを触っていると気持ちが


落ち着くんだよ・・』



ノン『そう・・あなたは


寂しがり屋さんなのね。。。。』



ビル『 なにを言ってる‼️
俺は、大佐だぞ。怖いものなど
何もない。。。。』



ノン『ま~それは失礼❣️大佐。


あなたに怖いものなんて、何もないわよね。』



ビル:『 そうさ。怖いものなど何もないっ!」




初めてビルと真面目なお話を


することができた・・・

怖いものは何もないと言い切る〜


彼の中には、恐怖心がいっぱいあった・・・


戦場でいつ殺されるかわからない状態が、


10年も続いたのだから。。


きっとその時の恐怖心を、


ビルはずっと心の中に


しまっていたんだろうね😊


その日から〜私はビルをちょっと


見る目が変ってきた。。。。


ノン『 ビル おっはよぉ~~~!


今日はいい天気よ・・・』



ビル『 カーテンを開けないでくれ。もう。。


死にたいんだ。。。ほっといてくれ・・・』



ビルは、突然 死にたいと言い始めた・・



その日から、彼はマスターベーションを


することも、なく。。


ご飯すら食べなくなってしまった。。。。



ノン『 ビル。。おはよ~~調子はどう???


朝ごはん オレンジジュースだけでも、


飲んでみない???』


そういってジュースを口に運んだけど、


彼は飲もうともしなかった。


それからというもの、彼は、、


まったくご飯を


食べなくなってしまった。。


ドクターがきたり、サイコロジストがきたり、、


彼がなぜ食べなくなったかが、


誰もわからなかった。。。


彼が、食事を拒絶してから、


4週間たった。。。。


人間というのは、どのくらい食べなければ


死ぬんだろうか??


ビルは、もう4週間も まともに、


飲み食いをしていない。。


点滴もしてないので、、


ほんとうに水分もとってないのである


奥様が泣きながら、ビルにたのんだ。。。




奥様:『 ビル、、おねがいよ。。


すこし食べて。。。それでないと。。


あなたは、死んじゃうのよ。


私をおいていかないで。。。。』


ビルは、どこか遠くを見ながら、


ぼーーと一点を見つめていた



誰もいなくなった夕方に私はこっそり


ビルのところにいって、お話をしてみた。。。


ノン『 ビル。。奥様から 戦場にいた時の事を


いたわ。。あなたは、よくやったよ。。


戦場では、いっつも先頭たって、


みんなのリーダーだったのよね。。。


人は、みんな あなたに頼った、


みんなにとって、あなたは、


たのもしいヒーローの存在だったから。。


だからあなたは、誰にも頼れなかった・


だって。。軍人のヒーローは弱音をはいちゃ。。


負けちゃう・・負けちゃう=死んじゃうこと


だったんですものね。。。。。


自分の部下たちの大切な命を守るからこそ、

ビル、あなたは、たった一人で 

いつも弱い自分と 戦っていたのね。。。』



一点を見つめていたビルの目から 


つぅ〜〜〜と 涙を流した、、、、、



ビル:『 死にたいんだ。。

もうゆっくり眠りたいんだ。。。

神に どうか私を迎えに来るように、、、

あんたからも頼んでくれ・・・』


ノン『 ビル 死ぬことが、

安らぐことじゃないわ。。。今 

まだ生きているのよ、、なんでも可能なの。。。

奥様の手を握って目をつむってみて。。。

あなたは、その安らぎを感じることを 

ただ忘れているだけ・・・

もう がんばる必要もないんだよ、、

彼女にゆっくり抱きしめられていいのよ。。。』


そう言ってビルの背中をさすってあげた。。


つ〜〜っと流れた熱い涙が 


ビルを一瞬 正気にした。。。。


『ありがとう。なんか幸せな気持ちになったよ』


初めて見る 優しいビルの笑顔に、


私も温かな気持ちになれ部屋を出ようとすると


ビル『 なんか、、眠くなってきた、、


あんた ビッキ〜って言ったっけ??


ありがとうな、ゆっくり今日は眠れそうだ。』


これが 骸骨のようになっていたビルとした 


最後の会話だった。。。。。


次の日 彼が、これで亡くなって


しまうんじゃないか。。って


心のどこかで 思っていた。。。。



しかし。。。彼は、それでも、


まだ天に召されることは、なかった。。


何も食べなくなって、しゃべれなくなって 


15週間(約4ヶ月)たったある日のこと。。。。


奥様が、、ビルに面会に、、来た。。。


奥様:『 ビル。。今日はね。。

とても気分が、いいのよ。。

子ども達と この間の日曜日みんなで、

ディナーを久し振りにしてね。あなたのこと、、いっぱい話したわ。懐かしくて、あなたがここにいれば。。って みんな寂しがっていたわよ。』


ビル『 。。。。。。。』



奥様: 『 今週は、バレンタインデーね。。。


お花でも買ってきて、お祝いでもしましょうか?


70年の私たちの出会いに感謝して・・・・・』


そういって、、嬉しそうに、、帰っていった。。。


ビルは、生きているけど、、もうほとんど


白骨化してしまったように、肉が何もない。。


目もくぼみ、、手足は、細い枝のようになっていた。。。


私は、、なぜ飲み食いしていない 限界を超えている体なのに


ビルが亡くならないことが、不思議で、不思議で仕方なかった。。。


そして、、バレンタインデーの朝。。。


ビルは、、、眠るように亡くなった。。。



やっと 安らぐ場所へ出発だっていったのである。。。。。



ビルの体を丁寧にタオルで拭きながら、、、、、



『 ビル よかったね、、、ゆっくり もう眠ってね。。。。


あなたは、ちゃんとみんなを 守れたよ、、、


大佐、、、あなたに敬礼いたします。。。。』


私は、泣きながら、ビルが違う世界に生きながらも


守っていた軍人さんたちの代表として


敬意を表して敬礼をした。


ビルが亡くなったっと同時に、


ナースが 奥様に連絡を入れると


電話に 息子が、でて。、。。。。。


『 母は、今朝 病院でハートアタック(心臓発作)で 


亡くなりました。。。』


そう言った。。。。


そう。。。奥様も同じ時に 


病院で亡くなっていたのである。。。。


私は鳥肌がたった。。。


そうか、、、、ビルは、彼女を待っていたんだ。。。


一緒に旅立つ為に、、ご飯も水も 


15週間も口にしなくて


苦しくて辛くてもバレンタインデーの


奥様の寿命の日まで


ビルは死ねなかったんだ。。。


出会って70年目のバレンタインデーの日。。。


愛しあう2人の夫婦は、、



一緒に旅立って行きました。。


不思議な話だけど、、、、ほんとうに


本当に、、、こんなことが起こるんです。。。。


寿命の日は、自分が決めて、生まれてくる。。。


清正ちゃまも、龍馬ちゃまも 自分の誕生日に


亡くなることを決めていらした。。。。。


だから、、どんなに、死にたがっても、、


どんなに、自殺しようとがんばっても、、、


その寿命の日までは、死ねないのです。。。。。


『今度 生まれ変わってきても、


またあなたを愛したい。。。。』


そう言いながら ビルと奥様が腕を組み、微笑みあって


天国に向かう姿が見えました。。。。


私たちの決められた常識や、知識をはるかに超えた 


何がか存在する。


ビルが15週間 飲み食いしなくても


亡くならなかった、理由は、、、


たった一人の 愛する妻の死を 


ずっとずっと、、、待ち続けるために 


生きていたんです。。。


不思議ですが、、、


本当のお話です。。。


自分の死期は、自分で決めて生まれてくる。。。



もう一度、、、言わせてください。。。。


自殺なされたご家族がいる方、


早くから事故や病気で 亡くなってしまった


ご兄弟や、お友達がいらっしゃる方々も、、


ご本人が選んで、亡くなって


行かれているのです。。。。


後悔と罪悪感でいっぱいかもしれませんが、


ご本人が決めて生まれてきた 寿命を、、、


どうか リスペクトしてあげてください。。。


すべての 寿命はライトタイムで、


やって来ます。


どうか 悔やまず、、


ご自分を責ないであげてね。。。


故人の方はね、、、きっと きっと


残された家族が 幸せに生きてくれることを


望んでいます。

        

苦しいと思う方々の気持ちが 


少しでも楽になれるのであれば、、と思い


ビルのお話を書きました。。。。。


全人類の健康と


全人類の皆様が 幸せに笑える時間が 


たくさんありますように、、、、、


いっぱいの愛を送ります。。。。。



寿命の日まで 精一杯 


幸せに生きましょ。。。。




心より愛を込めて、、、、

       

ラブ❤️ノン