結局、短時間型のステロイド点滴では食事を再開後、体に違和感を覚え薬剤増量となったため作用の少し長いタイプのステロイドに変更。
少々用量も上がったことになり、下痢はあっさり改善しました。
というのを確認したので今週初めには内服でのコントロールに即座に戻しました。
長い人生や今後の体調悪化も可能性はあるから、なるべく末梢血管の温存に努めたかったのです…

食事は全然美味しくない全粥をはさみ、今では普通食です。
味覚がちょっと微妙に違う気がしますが、まぁ許容範囲なんで様子見です。

ステロイド再開したため、また血糖値が上がってきたし、GVHDも再発してしまったことなんで病院食のみで我慢です。

よく考えれば、移植後の生着症候群~GVHDあたりでも下痢は起こっていたわけで、実はあれも腸管GVHD起こしていたのかな…と。
当時は前処置による粘膜障害も疑われていた気もしますが…
当時の腹痛は早めにモルヒネ使ったから今回みたいに直撃しなかっただけかと…。
結局、後からふりかえると~ですが。

まぁ、とにかく落ち着きました。ブログ読んでご心配いただいた方には申し訳なく思ってます。
ただ、多数派ではないと思われる一症例と割り切っていただければと思います。

一応、現在の使用薬剤を提示します。


バクトラミン配合錠 1錠
タケプロンOD錠15mg 1錠
ゾビラックス錠400mg 0.5錠
プレドニン錠5mg 5錠
1×朝食後


イトリゾールカプセル50 4カプセル
1×昼食直後


ウルソ錠100mg 3錠
ムコスタ錠100mg 3錠
3×毎食後


フログラフ1mg 7カプセル(4-3)
2×12時間毎


マイスリー5mg錠 1錠
1×就寝前


ノボラピッド70ミックス注フレックスペン
3×毎食前(単位数調節中)

ステロイドをまた減らしていくのにある程度の時間が必要になってしまいました。まぁしゃあないので、じっくりゆっくりやっていきます。
ステロイドが効果的に働く体で逆に幸せですね。
今度はステロイドカットのタイミングをどうするか、が重要ポイントになりそうです。
その前にプログラフを減らしていくことにしましたけど。
主治医と結構意見が一致するから(一致させてくれている…?)、意見交換も楽しんでいます。
そろそろ医療者としての勘も取り戻したいし、『私』という症例をきちんとチェックしていきます。

しかし、GVHD系の免疫反応はまぁ起こりますが、感染症関係がほとんどないのはすごいですね。
非血縁移植なのに、サイトメガロ(CMV)も移植後一度も検出されてないし(移植前検査で抗体は確認されてるらしい)、ブドウ球菌や真菌の感染症なんかも一切。
運がよかった。GVHDくらい仕方ないと思いましょう。