楽しみにしている雑誌、Harvard Business Review(2024.10月号)「成功する変革プログラムに共通する6つの手法」に感じたことです。
※書籍で紹介されている内容は、あくまでも書籍に譲るべきだと思うので
"かいつまんで"の紹介と感想をメインにして
大企業の1/3の割合で変革プログラムが進行
ほとんどの結果は期待外れ(まぁまぁの成果に甘んじている)
そして、変革プログラムを成功させるには以下の要素が必要という主張でした。
- 大規模な資金
- 主体性と実行力(エネルギー/スキル/知識)
当たり前のように聞こえますが、大事なことは
「上記要素を成立させるために、どうあるべきか」まで解像度を持っておくことだと思います。
つまり
大規模な資金を投下するには、どうしたら良いのか?
主体性を持ってもらうには、どうしたらよいのか?
本論ではその辺りも詳しく書かれているので、ご興味ある方はぜひ。
最後に、同記事を締めくくる言葉が個人的に響いたので紹介します。
成功する変革は「変化を起こす力のある戦略」
なるほど納得である。言葉遊び、裏返しのように聞こえる方もいるかもしれない。
けど、見聞きしてきた変革プロセスでは
「目的(ゴール)と現状のGAP、GAPを解消する施策を描き、それらを実現できるとすればこの人達をアサインする」
までは企画検討するものの、、、
その進め方に「変化を起こす力があるか」という検証が甘いように思う。
推進には「前に向かうエンジン」と「前方にそびえる阻害要因を取り除くクリーナー」の両方が必要で、そこまでワンセットで「変化を起こす力のある戦略」になると思っています。