でぶるまんしゅーじですねん(間もなく閉鎖) -94ページ目

でぶるまん、人の人生をねじ曲げる

「コンパニオンが誰も来ない!」


…とゆ~世にも恐ろしい披露宴の

MC実体験を前に書いたけど、

披露宴でのいろんなトラブルって

日常茶飯事で起きてますの( ̄. ̄;)



20年近く前のおはなし・・・・・


当時、貧乏アニメータやった僕は、

バイトのビデオカメラマンとして

その披露宴を担当しましてん。


会場で機材の準備を済ませてから、

ご両家のご両親様にご挨拶に行くと、


「あら~お久しぶり~! 元気~!?」


いきなり新郎のお母様から

賑やかに声をかけられましたの。


なんとまあ、公務員である新郎は、

小学生時代、僕と塾が一緒やった

友人だったわけですねこれが。


「20年ぶりやなー(^o^)/」

「ども、ご無沙汰してます(^_^;)」


いやー、こーゆーことあるのね♪



さて、披露宴の方は実にスムースに

どわどわと進んでまいりまして、

カメラマンの僕も、けっこー気楽に

「今日は案外ラクな仕事やなあ」

なんて思ってましてん。



ところが甘かった( ̄- ̄;)



食事が始まった頃、女性MCさんが

「あわわわ( ̄^ ̄;)」って感じで、

僕のところにやってきた。


「カ、カメラさんカメラさん…」

「( ̄- ̄)どないしました?」

「し、新郎のお友達だそ~ですね」

「はいはい。小学校時代の」

「友人代表で挨拶をお願いします」

「へ( ̄. ̄)?」←虚無の状態


聞くと、新郎の友人軍団数人が、

披露宴開始前に酔い潰れちゃって、

食事開始早々、全員が控室に行って

寝込んじゃった模様。


「ぜひお願いします(^_^;)祝辞を」

「できません( ̄o ̄;)ムリムリ」

「そこをなんとかーm(_ _;)m」

「で( ̄- ̄)できませんっ!」


…と頑固に断れんのが僕なのよね。


「短いのを…ちょっとなら( ̄. ̄;)」

「ありがとうございますっm(_ _;)m」



まあ、CATVでMCとかやってたから、

正直なところ人前で何かを喋るのは

得意中の得意やから構わんのやけど、

問題は…ただ一つ。


「誰がカメラマンやんねん( ̄- ̄;)」


すると、MCさんが機転(?)を利かせた。

『本日は、新郎の幼少期のご友人が、
 ビデオカメラを担当されています。
 では、せっかくの機会ですので、
 そのカメラマンさんにご祝辞を
 お願いしましょう。
 そこで、カメラマンの代役ですが、
 子どもの頃に、将来の夢として
 カメラマンを目指していたという
 新郎、挑戦してみますか(^o^;)?』


会場、拍手が起きたりして大喝采。

新郎もノリノリで高砂席を降りてきて

僕の業務用カメラを構え出した。


僕はマイクの前へ( ̄_ ̄;)。

「え~、今、思い出したんですが、
 美術教師のお父様の影響でしょう、
 10歳の頃の新郎はいつも僕に
 『将来はカメラマンになる』って
 言ってたんですよね( ̄v ̄)
 ついに願いが叶いましたね~!」



ここで会場がまたやんややんや。

新郎も新婦に向かってVサイン。


結局、僕も無難に祝辞をこなして、

コトなきを得たワケです。




それから1年以上たってから、

その新郎新婦から年賀状が来た。


「赤ん坊の写真やったりして(^o^)」


年賀状にはこー書いてましてん。


『公務員を辞めて転職しました!』

「( ̄o ̄)あらま、どしてどして?」

『今、新米テレビカメラマンです』

「( ̄- ̄;)は?」

『あの時の経験が忘れられなくて』

「これは( ̄. ̄;)やばひやばひ…」


他人の人生を思い切り変えちゃった

なんともストロンガーな後悔が

ひしひし胸を刺す刺す(T.T)…




あれから20年。

彼は今も岡山でテレビカメラマンを

元気にやっております(^_^;)