でぶるまんしゅーじですねん(間もなく閉鎖) -38ページ目

男のコーヒータイム

コーヒーショップ。午後七時。


男は、暮れなずむ一日を惜しむように、

ひとり静かに、琥珀色のコーヒーを

ゆっくりと味わいながら喉に流し込む。


「ああ…」


乾いた喉に、深く刺激的なコクと香りが

ずん…と心地よく染みわたってくる。


「ああ…、美味しい…」


それが実際に男がつぶやいた声なのか、

それとも頭の中だけに響いた声なのか…

そんなことなど、どうでもいいのだ。


大事なのは、男の手にそっと握られた

iPhoneの画面…



『サンマルクでコーヒーなう♪』