でぶるまんしゅーじですねん(間もなく閉鎖) -30ページ目

不幸の味はまったりとして…

も~20年以上前のお話し…

26歳でいきなり脱サラして、
TVアニメの製作会社に入り、
新人アニメーターになった僕は、
しかしまぁと~ぜんの話ながら
食べることもままならん。

( ̄- ̄;)やばひ。

…なもんで、
バイトでブライダルのカメラを
製作会社から請け負って、
なんとか食いつないでましてん。

当時のビデオカメラは、
今の高性能なカメラに比べたら
画面も暗く動作の信用度も低く、
一発勝負で披露宴を撮るにはいえ
正直言って度胸が要りましたの。

ある結婚披露宴でのこと。
本番中、ビデオ一体型カメラの
アラームがピコピコ鳴り出した。

( ̄o ̄;)あらま。

ちょ~どメインイベントである
ケーキカットの真っ最中やから、
停めて確認することも出来ん。

「ま、カメラの録画がダメでも、
 予備デッキが回ってるし…」

当時はビデオカメラから
映像と音声の線を延ばして、
会場の片隅で予備ビデオデッキで
収録してたんですわ。
カメラ本体の録画がダメでも、
そっちでバックアップできるよう
苦肉の策を取ってましたの。

披露宴終了後、本体の映像を
どきどきしながらチェ~ック。

「ぜんぜん( ̄- ̄)写ってへん」

カンペキに故障してましてん。
慌てて予備デッキのところにいる
アシスタントのバイト君に
確認に行く。

「予備デッキ、回ってるよね?」

「あ」

「( ̄- ̄;)」

バイト君、デッキの録画をするの
忘れてましてん。

絶体絶命。


対策を話し合うため、
数日後、製作会社内で会議。

…答えが出るワケがない。


一週間後、披露宴会場に
お詫びに行くことになった。

ホテルのフロントで、
披露宴の担当者さんを発見。

「あの…先週のビデオの件で…」

すると、披露宴担当者さん、
はっと思い出したような顔で…

「あ、ごめんごめん。
 連絡しよ~と思ってたんや」


「あの、その件で、実は…」

「いや、あのご夫婦のビデオな、
 納品不要になってしもたんや」


「あらま( ̄- ̄;)」

なんかしらん予想外の展開。

「え~と…なんでまた?」

思いっ切り『ホっ』とした僕に、
披露宴担当者が淡々と言った。

「…新婚旅行から帰った成田で
 なんか離婚が決まったんやと」


( ̄v ̄;)うくっ。

人の不幸を笑ってはいけないよ
みなさん。

(^-^;)うぷっ。