在来線10時間の旅の記憶
映画専門学校に通ってた30年前、
夏休みに帰省することにしまして、
朝イチで、アパートの近くの
東武練馬駅に到着~!
「( ̄- ̄;)うっ」
悲し~かな、田舎モンの貧乏学生。
なんと、手持ちのお金で足りへん。
「( ̄o ̄;)あ~らま」
坂出駅までの乗車券は買えるけど、
夏休みに帰省することにしまして、
朝イチで、アパートの近くの
東武練馬駅に到着~!
「( ̄- ̄;)うっ」
悲し~かな、田舎モンの貧乏学生。
なんと、手持ちのお金で足りへん。
「( ̄o ̄;)あ~らま」
坂出駅までの乗車券は買えるけど、
新幹線の特急券が払えへん。
「いやしかし( ̄- ̄)これはな~」
家に電話してお金送って貰うのも
ど~もカッコ悪いハナシやし、
かといって携帯電話のない時代、
友達に連絡取ることもできまへん。
「うし<( ̄- ̄)/ではでは」
意を決した僕は、乗車券だけ買い、
車上の人となったのであります。
駅員に泣きついて貰った時刻表と
必死でにらめっこしつつ、
車掌さんにもアドバイスして貰い、
在来線を乗り継いでわっせわっせ。
目指すは香川県!
どこの山奥やねん<( ̄. ̄;)状態の
駅員さんもいないよ~な駅や、
いきなり数十人のお年寄り軍団が
どわわ~っと乗り込んでくる駅…
なかなかトワイライトゾーン的な
オモシロ長旅を楽しみましてん。
おそらく地図上で兵庫に入った頃、
きちっとした身なりの初老の紳士が
声をかけてきましてん。
「横、いいですかな?」
「あ、ど~ぞ( ̄v ̄)」
車内はガラ空きで、なんでわざわざ
隣に座るのか分からなかったけど、
ともあれ隣に腰を下ろした男性は、
「ヨコイと言います」
と挨拶して手を伸ばしてきた。
「あ、ども」
握手した手は実に温かかったです。
それから数時間、ヨコイさんは
いろ~んな話を僕にしてくれた。
なんとかとゆ~大学の客員教授で、
子どもさんも高校の教師をしてて、
今は奥さんと二人暮らし…とか。
それも、僕のことについては、
まったく訊いてこよ~とはせずに、
ただ、自分のことを話してくれた。
さすがに教授だけあって
話の仕方が実にスマートで面白く、
退屈だった移動が、そこで一気に
楽し~旅になりましてん( ̄▽ ̄)
さて、列車が岡山に近づいた旨の
車内アナウンスが流れた時、
ヨコイさんが「おっ…」と言って
ふいに荷物を持って立ち上がった。
「あ、僕も岡山で降りるんです」
僕が立ち上がろ~としたら,
ヨコイさん、にこりと笑って、
「いや、わたしはすぐなんです」
そう言うと、嬉しそ~に僕を見て、
「あなたと話せて楽しかった。
あなたは…人に何かを伝える、
そういう仕事に就きなさい」
ヨコイさんは一人、デッキのほうに
さっそうと歩いて行った。
列車が岡山に着いて、
僕もホームに降りたけど、
フシギなことにヨコイさんは
いくら待っても降りてこなかった。
結局、僕は宇野線に乗り換え、
さらに四国に向かったわけです。
東京を出てからおよそ10時間。
よ~やく降り立った坂出駅は、
とうに夕闇の中。
僕は、ど~も自分がまだ
夢みたいな旅を続けてるよ~な
ちょっと嬉しい気分になった。
30年後。
あの時、列車の中で
ヨコイさんと名乗る男性に言われた
「人に何かを伝える仕事」には
就けたよ~な気がする。
ただそれは…
「おバカなブログを書け」とか
そーゆー意味ではなんやろなぁ。
反省する今日この頃。
「いやしかし( ̄- ̄)これはな~」
家に電話してお金送って貰うのも
ど~もカッコ悪いハナシやし、
かといって携帯電話のない時代、
友達に連絡取ることもできまへん。
「うし<( ̄- ̄)/ではでは」
意を決した僕は、乗車券だけ買い、
車上の人となったのであります。
駅員に泣きついて貰った時刻表と
必死でにらめっこしつつ、
車掌さんにもアドバイスして貰い、
在来線を乗り継いでわっせわっせ。
目指すは香川県!
どこの山奥やねん<( ̄. ̄;)状態の
駅員さんもいないよ~な駅や、
いきなり数十人のお年寄り軍団が
どわわ~っと乗り込んでくる駅…
なかなかトワイライトゾーン的な
オモシロ長旅を楽しみましてん。
おそらく地図上で兵庫に入った頃、
きちっとした身なりの初老の紳士が
声をかけてきましてん。
「横、いいですかな?」
「あ、ど~ぞ( ̄v ̄)」
車内はガラ空きで、なんでわざわざ
隣に座るのか分からなかったけど、
ともあれ隣に腰を下ろした男性は、
「ヨコイと言います」
と挨拶して手を伸ばしてきた。
「あ、ども」
握手した手は実に温かかったです。
それから数時間、ヨコイさんは
いろ~んな話を僕にしてくれた。
なんとかとゆ~大学の客員教授で、
子どもさんも高校の教師をしてて、
今は奥さんと二人暮らし…とか。
それも、僕のことについては、
まったく訊いてこよ~とはせずに、
ただ、自分のことを話してくれた。
さすがに教授だけあって
話の仕方が実にスマートで面白く、
退屈だった移動が、そこで一気に
楽し~旅になりましてん( ̄▽ ̄)
さて、列車が岡山に近づいた旨の
車内アナウンスが流れた時、
ヨコイさんが「おっ…」と言って
ふいに荷物を持って立ち上がった。
「あ、僕も岡山で降りるんです」
僕が立ち上がろ~としたら,
ヨコイさん、にこりと笑って、
「いや、わたしはすぐなんです」
そう言うと、嬉しそ~に僕を見て、
「あなたと話せて楽しかった。
あなたは…人に何かを伝える、
そういう仕事に就きなさい」
ヨコイさんは一人、デッキのほうに
さっそうと歩いて行った。
列車が岡山に着いて、
僕もホームに降りたけど、
フシギなことにヨコイさんは
いくら待っても降りてこなかった。
結局、僕は宇野線に乗り換え、
さらに四国に向かったわけです。
東京を出てからおよそ10時間。
よ~やく降り立った坂出駅は、
とうに夕闇の中。
僕は、ど~も自分がまだ
夢みたいな旅を続けてるよ~な
ちょっと嬉しい気分になった。
30年後。
あの時、列車の中で
ヨコイさんと名乗る男性に言われた
「人に何かを伝える仕事」には
就けたよ~な気がする。
ただそれは…
「おバカなブログを書け」とか
そーゆー意味ではなんやろなぁ。
反省する今日この頃。