前回記事にて「調理経験を重ねたうえで、後日機会を見て、改めてクーベルのレビューを書いてみたいと思います」と予告しておりました。
その後何度か使ってみて、クーベルフライパンの特徴が見えてきたので、さっそくレビューしてみたいと思います。
さて、ショボFIRE生活を「一日の食費千円」ルールで過ごす私にとって、毎食の自炊は基本です。
そのため、先日購入したクーベルのフライパン(以下 クーベルパン)は、連日使っています。
すると、近年主流の表面コーティング加工フライパン(以下 コーティングパン)とは、かなり使い勝手が異なることがわかってきました。
まず、クーベルパンは、炒め物をするたびに食材が、軽く焦げ付くような感じで表面にくっつきます。
もちろん、適量油を敷いているのですが、それでもくっつきます。
「油不使用でもくっつかない」ことがウリの最近のコーティングパンとは、使用感が全く異なります。
もちろん、ゴリゴリに焦げ付くわけではなく、スポンジたわしでこすると、くっついた食材は落とすことができます。
ただし、食材によっては、それなりに強くこびりつくことが判明。
ちょうど昨日、夕食用にきんぴらごぼうと、キャベツのたまご炒めを作りました。
きんぴらごぼうは、ごま油を敷いたクーベルパンに、ごぼうとニンジンの細切りを入れ、酒・みりん・醤油・さとうで、半ば煮る感じで炒めました。
このような液体調味料で煮ながらサッと炒める感じの料理では、さほどくっつきは発生しません。
問題はキャベツのたまご炒めのほうです。
キャベツを炒めたところまでは良かったのですが、ややしんなりしてきたところで玉子を投入すると・・調理後、たまごが見事にこびりつきました。
▼ きゃべつのたまご炒めを作った後のクーベルパン。クーベル公式サイトには「こびりつきにくい:予熱と油のなじみ方で」とありますが、キャベツを油で炒めて十分熱を持ったパンにたまごを入れたので、食材によるといったところでしょうか。
まあ、後でスポンジたわしでゴシゴシこすれば落ちるんですけどね。
▼ まるで焦げ付きのような見た目に少々あせりましたが、スポンジたわしで5分ほどゴシゴシ洗うと汚れは落ちました。わずかにこびりつきが残った部分もメラミンスポンジで拭き取ればOK。

表面コーティング仕様ではないので、こころゆくまで思い切りゴシゴシこすることができます。
ただ、ここまで焦げ付くと、全部を落とすのに5分そこそこかかりました。
おそらく、粘度の高い調味料等で炒める場合など、同様にこびりつくこともあろうかと思います。
また、つい先ほど、本日の昼ご飯としてラーメンを作りました。
ラーメンと言っても、ずぼら式のワンパンラーメン。
クーベルパンにキャベツ、モヤシなどを入れて炒め、そのままフライパン内に水を投入。沸騰したのちに生麺と濃縮スープを放り込むという邪道の荒業クッキング。
すると、麺がパンの表面にくっつきました。
▼ 結構な量の麺がくっついてしましました。鍋的な用途には向かないかもしれません。

クーベルの公式サイトには「ゴシゴシ洗ってもOK」とありますが、上記の通り、時としてゴシゴシ洗わざるを得ない、という感じですw
フルFIRE生活の自分は時間があるので、ゴシゴシ洗いは苦になりません。しかし、働いていて忙しい人には・・・ちょっと向かない気もします。
夜遅く仕事から帰り、あわただしく晩御飯を作り、食べて、後かたずけ。その後にフライパンゴシゴシが待ち受けていると・・・ゲンナリしてしまいそうです。
そのため、万人向きのフライパンとは言えないかな~~ というのが、正直な感想です。
もちろん、クーベルパンには、長所もあります。
野菜を炒めると、短時間で仕上がり、しかも食感がシャキシャキした感じに仕上がります。
これはおそらく、ステンレス製で熱伝導率が高く、短時間でバシッと食材に火が通るからではないかと推察。
そして、スポンジたわしで強くこすっても、コーティングパンと違って、表面素材が劣化することがありません。この安心感は捨てがたい要素です。
なにより、どんなに火を通そうが、どんなにゴシゴシ洗いしようが、一生モノで使えるというのが魅力ですね。
ずっと使い続けると、愛着もわいてくるかと思います。
以上を踏まえての結論。
・クーベルのステンレスフライパンは、ライススタイルや、料理のこだわり具合に応じて選ぶべし。
・長所も多いが、広告や公式サイトの良さげなイメージのみをうのみにして、安易に選ぶものでもない。
・・というのが、私個人の正直な感想です。
▼ 参考までに、ゴシゴシ洗いは3Mのスポンジたわし「スコッチブライト」を使いました。以前から愛用しており、常に複数個ストックしています。
ではでは。

