悔しいけど | Isle of Non-Bee Ⅲ

Isle of Non-Bee Ⅲ

遠い海にぽつんと浮かぶ小さな島の住人のたわごと集。
時の流れにさからうように、ただ気まぐれに…



朝は冷え込んだが暖かくなった。
遠出のチャンス。
いつもの川を上りはじめた。


サギが飛ぶ。


カモはのどかに泳ぐ。


カワウは忙しそうにしていた。



最後まで走り切りたかった。
だが出遅れが響いた。
このまま川の起点まで走り続けたら、たどり着くころには日が暮れてしまう。
また冷え込んでくることだろう。

無念ではあるが、途中でやめた。
次の機会を待とう。