少し前の話になりますが
今年の3月にお披露目予定だった作品『君へ』の出演者達が、リュックに続きお手紙をプレゼントしてくれました
どんな便箋でどんな字でどんな風に書くのか
気持ちの表し方に優越はないけれど、手書きの手紙ならではの表現は独特の味わいがあって、いただくととても嬉しくなります
お手紙を読みながら、当たり前にみんなで毎週リハをしていた日々が非現実的なもののように思い返されました。
当たり前が当たり前でなくなるのがこんなにあっという間なのかと、びっくりしてしまいます
つい最近読み返した小説で
困難な状況においても挫けず自分にできることを真摯に取り組む主人公が
「あなたはなぜそんなに強くいられるんですか?」
という問いかけに対し
「私は強いわけではないです。ただ、後悔したくないんです」
っと、返します。
またしても、必要な時に必要な言葉に出会えたなぁって思いました。
現状を嘆くより、今できることをやるしかない。元々そう思ってはいたのですが、それでいいんだよと背中を押してもらった気がします。
『君へ』のお披露目の目処はまだ立たないけれど、気持ちを絶やさないでいてくれる生徒達のためにも
この状況の中直接スタジオに足を運んでくださる皆様のためにも
今できることに励みます。
心のこもったお手紙、みんなありがとう