今になって橘玲氏の『スピリチュアルズ「私の謎」』を読んでいます。
その中にあった一節がとても興味深く、そして言いたいことを集約してくれているので引用。
「 日本ではいまだに、自閉症のような発達障害や統合失調症などの精神疾患の子どもに対して、「やっぱり子育てに問題があるんじゃないのか」とのこころない決めつけがあり、ただでさえ困難な状況を強いられている親をさらに苦しめている。
「リベラル」な社会では、遺伝の影響を語ることは「ナチスの優生学と同じ」と徹底的に忌避され、子育てや家庭環境の影響が過剰に強調されている。
こうして、一部の恵まれた母親が「自分はいかにして子育てに成功したのか」を得々と語り、その陰で子どもの問題はすべて「親が悪い」とされることになった。」
刊行年は2021年。4年経った今も状況は大きく変わらず、いまだに子どもに問題行動があれば、
論点は母や家族になる。
研修や講座で「家族を理由にするのは最終材料に」と説明しているのはここで、その子の個体が見えてこない中で家族問題に論点を置くのは、その子らしさを見えなくする。
その他にもこの本は本当に示唆に富んだ内容で、いつかまとめ内容を紹介できたらと思う。





