みぃちゃん。


(2021.10.2撮影)

猫のフォルムって、最高に可愛い。

猫は最高傑作って、レオナルド・ダ・ヴィンチが言うんだから、間違いない。



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母の健康状態が、かなりよろしくない。

その経緯を、備忘録として残しておく。


母が先月、人生初の長期(?半月)旅行(沖縄)に出掛けた。

知人宅に滞在し、あちこちの観光地を巡り、時々掛けてくる電話の声は弾んでいた。

でも、「突然歩き過ぎたから」と、携帯していた鎮痛剤(ロキソニン)を毎日飲む程の、酷い筋肉痛に悩まされてもいた。

ロキソニン服用3日目には、食事がつらい程の口内炎ができ、服用を止めて痛みに耐えていた。


旅行6日目の夜、突然発熱し、酷い頭痛に襲われた。

那覇の救急病院で、コロナとインフルエンザの検査を受けたけど、陰性。

「偏頭痛かな?」と、鎮痛剤が処方された。

先生はロキソニンを薦めたけど、口内炎のため、カロナールが処方された。


服用すると、30分~1時間後に痛みが少し和らぐものの、完全に解放されることはなく、鎮痛効果は3時間程だった。

頭痛と全身の痛み、繰り返す発熱、強い倦怠感で、観光どころではなく、知人宅に殆ど寝たきり状態で、知人に介抱されて(迷惑を掛けて)いた。


症状は悪化していくし、薬も飲みきってしまうため、再度救急病院を受診し薬を貰う。

旅行の半月前に、自宅近くで激しく転倒し顔面を強打していたため、念のためCTも撮って貰ったけど、異常は見つからなかった。

合計3回受診したけど、採血等その他の検査が行われることはなかった。


飛行機の予約日に、自宅に帰った。


那覇の救急病院で「異常無し」と言われていたため、サッと鎮痛剤を出してくれそうな掛かり付けの整形を、帰宅の翌日に受診した。

足も少し浮腫んでいるし、強い倦怠感なんて、腎臓でも悪いのでは?採血だけでもして貰ったら?と母に伝えていたけれど、結局、希望通りカロナールを処方して貰ったものの、痛みや倦怠感については、「加齢による筋力低下」だと言われ、採血が行われることはなかった。

母はその『診断』に納得いかないものの、「少し体を動かしてみるわ」と言っていた。

でも、いくら観光で歩き過ぎたからって、頭痛や発熱はどう説明してくれるのか?


致命的な病気があるかもよ…と母を脅し、週明けに、他の病気で通っているD総合病院を受診させた。

そこで行われた採血で、CRPが20弱もあり、γ-GTP が3桁もあることが分かった。

その他諸々の検査結果から、明日にでもB総合病院を受診するようにと、紹介状を渡された。

D総合病院にも専門医はいるが、次は4日後なので、そこまで待たない方が良いとのことだった。


翌日、紹介状を持って、B総合病院を予約無しで訪問した。しかし、総合案内所で、「完全予約制なので、電話で予約してくれ。因みに、予約はかなり先まで埋まっている」と言われてしまった。「明日にでも受診をと言われて紹介を受けた」と食い下がるが、「皆さんに、そうお願いしている」と。

しかし、酷い痛みに耐える母を見て追い返せないと思ったのか、キャンセルなどの空きを探してくれ、翌日ならば…と予約を捩じ込んで貰うことができた。


翌日、B総合病院を受診。

9時頃から検査が始まり、お昼ご飯を食べる時間も無いまま、18時頃まで検査と問診の繰り返し。

そして、やっと、「難病の、動脈炎かも」という病名を聞かされた。また、「腫瘍の可能性も…」とも。

2日後に、東京医科歯科大のPETセンターで検査を受けてくるようにと言われ、帰宅。

6日後に入院も、決まった。


母から、「PET検査、家族に付き添って貰った方がいいって先生に言われたんだけど…」と、遠慮がちに付き添いを求められた。

行くしかないな…。