野村孝博のブログ

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 続きです。

 

 そして様々物議を醸したつばさの党・根本良輔氏ですが、1110票入りました。彼らの活動は褒められたものではありませんが、候補者にぶつけている質問は、私も答えが聞いてみたいと思えるようなものばかりでした。とは言え、ちょっと言葉が汚すぎますね。公開討論会では、結構普通に見えたのですが、人を煽って、怒らせるような物言いは端から見ていても気分のよいモノではありませんでした。暴言を吐かれた候補者たちですが、選挙期間中は無視で良かったのだと思います。別途、公開質問状を出すとか、いろいろと上品なやり方があると思うのですが、どうしてあんなに怒気を含んだ言葉で、恫喝するような言い方をするのやら、本人も疲れると思うのですが、彼らからすればそれが正しいのでしょう。しかし、「都知事選でもやる」なんていっていますので、勘弁してほしいです。とはいえ、これに法改正して対応するというのもおかしな話ですし、とにかくほかの候補者はきっちり無視を決め込んで、相手にしないで欲しいですね。

 

 そうした中で、立憲民主党選出で元区議会議員の酒井菜摘氏が49476票を獲得して当選を果たしました。個人的には立憲とかありえないのですが、「自民が駄目なら立憲」という認識の方が多くいらっしゃるのでしょう。自分の認識と大きくずれているところですが、自分の認識が正しいとも限りませんし、選挙結果から自分の認識がどれだけ世間と離れているのかということは理解しておかなければいけないでしょう。ただ、日本共産党が推しているということと、その日本共産党が公安調査庁の監視対象である事はどんどん流布していかなければと思います。それと、なにより、公開討論会に唯一出ていなかった候補者が当選してしまったというのは残念極まりないですね。乙武氏が討論会で「(酒井氏は)逃げたと思われても仕方がない」と辛らつなコメントをしていましたが、おっしゃる通りだと思います。

 

 投票率は40.7%と非常に低い数字でした。前回が58.73%ですから18.03ポイントも下がっている、つまり2割近い方が投票していないということになります。東京15区選出の政治家は不祥事続きで、今回こそしっかりと選ばないといけないところなのかもしれませんが、候補者が乱立し、汚い言葉でがなり立てるような選挙活動もありましたから、区民の方々、嫌気がさしてしまったのかもしれません。

 

 色々と考えされられた選挙でしたから、たくさん書いてしまいました。