しつこいようだが、半年前の彼は40歳にして

インターネット=Yahooだと思っていた。

SNSの存在は、遠くの方でなんとなく聞いたことがある程度、

スマホやインターネットには眉間にシワを寄せるようなIT偏差値が40だった。

 

そんな彼が、社長になるということでお手伝いをしている。

 

僕もその当時は、

「何を教えたらいいのか。。。。」

 

「え?そこ?!クリックから!?」

 

のような感じで、最低でも3度は白目になって

ひっくり返りそうになった。

 

そして、半年が過ぎて、

まだまだ荒いにしても、凄まじい成長を見せている。

 

 

才能。

 

 

こんなものはない。

 

 

一度、言われたことがある。

 

「お兄さんがITに強いから、弟さんも・・・・」

 

 

ありえない。

 

 

親族の努力や知識を遺伝で継承できるわけがない。

 

「もともとあった能力が、ようやく今開花したんだね!」

 

って彼が言われたら、彼はどう思うだろうか。

 

 

100%腹が立つと思う。

 

 

才能という努力を否定した言い方に

彼は腹が立つと思う。

 

 

彼はその分努力して、

一つ一つ覚えていったに過ぎないし、

その覚える工程の中で、誰にも負けないモチベーションがあった。

 

今もちょっとビジネス用語を出すと、

彼の頭に無数の「?」が浮いているのが肉眼で確認できる。

 

でも、彼は自分の強みを発見し、

活かすことを覚えた。

 

 

ビジネスにおいて、基本中の基本かもしれないけど、

実は本当に難しいこと。

 

強みを活かす。

 

彼は役者をやっているので、

話すことに対しては抵抗がない。

 

セリフを覚えて、

表現することには長けている。

 

そして、彼は正直で素直なところを活かし、

こういうやり方を覚えた。

 

 

動画で表現する。

 

 

今の時代、当たり前かもしれない。

が、インターネットを最近知った

原始人みたいな彼が、言葉や文章では伝えきれないので

動画!という発想になったことは、彼がいかに考えて行動したかがわかる。

 

彼は、わからないことがあれば、

動画を撮って質問を送ってくる。

 

彼は、今日こんなこと覚えたよ!というアウトプットを

動画を撮って送ってくる。

 

送られる側からすると、

見るだけで、その表情や熱意、一生懸命さが伝わってくるし、

何より、楽。

 

拙い長い文章を解読することもないので、

実に効率がいい。

 

さらに、

 

彼の動画を見て、思った。

 

もうその質問、

そして覚えたことのアウトプットに関して、

 

僕の方が学ぶべきところがある。

 

もう、十分、人に伝えれる表現や熱意、

そして知識もつきつつある。

 

社長になる目標には達しているかもしれない。

 

 

そこで思う。

 

 

僕自身ももっと勉強し、経験し、人に伝えないと。

 

あっという間に彼は僕なんか簡単に抜いていく。

 

 

なんか燃えてきた。