元号が令和になり、政府は紙幣のデザインを刷新するという。
偽造防止などのため、約20周年期で変更しているようです。
技術的にはホログラムは”肖像の3D画像が回転するという世界初の技術を採用。
新一万円:渋沢栄一(論語の本の人だ)
新五千円:津田塾大創始者の津田梅子(女性教育の先駆け)
新千円:北里柴三郎(近代医学の人らしい)
新紙幣はなんと2024年度で、新五百円は
もう少し早い21年度らしい。
デザイン的には、裏面に藤の花や富嶽三十六景が表示されるのが、嬉しい。
と、新鮮な気持ちにはなるんだけど、
個人的に気になるのが、やっぱりこのタイミング。
前回より20年経てば偽造の技術も高まりいくら世界トップレベルの技術を持ってしても
やはり偽造の可能性は高まるんだぁ。
先日、ベトナム人との会話では初任給が6万円ほどだそうで、
優秀な人材でも、やはり日本円の価値とは比べ物にならなく高価。
(という表現はあってるのか疑問ですが)
単純に1枚の紙幣を偽造するなら、1万円の方がやりがいもやった後の達成感も違うってこと。
(という表現はあってるのか疑問ですが)
前回発行されて、もう20年。偽造で捕まった人は何人もいてる。
映画「スワロウテイルバタフライ(岩井俊二監督)」に出てくるリョウリャンキみたいな作りではなく、
インクジェットプリンタで刷ったお粗末なものをたばこ屋のおばあちゃんに渡してお釣りをもらうとか、
タクシーでお釣りをもらうとか「その場を乗り切れば、お釣りで儲ける作戦」というセコい事件ばかり。
でも、偽造はすごく罪が重い。
刑法第148条(通貨偽造及び行使等罪)が禁じ、無期または3年以上の懲役に処せられる。
だそうです。(未成年であっても情状酌量の余地は無いそうですのです。)
殺人の罪が「死刑または無期もしくは三年以上の懲役」なので、
殺人に近い罪になる。
おばあちゃんのタバコ屋さんに渡してバレたあんぽんたんは、
結局、何年入ったんだろうか。
気になる。
って、最後に「もうその時、キャッシュレスになってる?!」